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一問一答「あなたが、時間を無駄にしたと感じたのはどんな時ですか?」【時間と余裕を増やすToDo】

あなたが、時間を無駄にしたと感じたのはどんな時ですか?

今回は、仕事か妊活かで悩む女性の相談をもとに、時間の豊かさを感じながら生きるためのToDoリストを解説させてもらいます。

「Q. 30歳の既婚です。今まで仕事での夢を追いかけて生きてきて幸せですが、このまま子供を持たないでいいのか不安になってきました。子育てとの両立が難しい職場ということもあり、これから妊活をするか夢を追いかけるかで迷っています。アドバイスをお願いします。」

どちらを選んでもきっと楽しいと思います。

子供ができるまでは子育てと仕事の両立は難しいと思うでしょうが、僕の知っている人でも、子供ができるまでは大手のコンサルティング企業で凄腕のコンサルタントとして活躍していた方がいます。
子供ができて、やむを得ず退職しましたが、子供もある程度大きくなるとちょっとした隙間時間が生まれます。
その女性は、そんなスキマ時間を利用して、子育てを経験したお母さんたちだけが集まるコンサルティング会社を作りました。

コンサルタントは時間給なので、会社としてはやるべきことをやってくれたら労働時間は短い方がいいわけです。
お母さんたちは、子育てで忙しくて時間がなかなかないので、限られた時間であっても一生懸命仕事をしてくれます。
結果的には、能力も高く経営状況も安定している企業に成長しました。

子供が生まれたとしても、それを両立するための方法を思いついたり、別の新しい仕事を見つける可能性もあると思います。
どちらを選んでもおそらく幸せになれると思います。

以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。

時間に余裕がある人といつも焦っている人

今回は時間を増やすためのTo Do リストについてです。
皆さんの時間を増やすための活動の中でも、心理学的な効果が認められているものを研究をもとに紹介させてもらいます。

僕たちは結構無意識に時間を使っていますが、これはかなり人によって違います。
人によっては、毎日30時間とか40時間ぶんぐらい色々なことをしているだろうと感じるような人もいれば、大して忙しいわけでもないのに1日があっという間に過ぎてしまうという人もいると思います。

もう5月かと焦りを感じている人もいると思います。


時間の使い方の違い

当然ですが誰にでも1日24時間しかありません。

実際に仕事で手を動かしているときの脳の処理スピードや移動するスピードが10倍も20倍も違うこともありません。

本を読むスピードも人によってそんなに差があるものでもありません。


どんなに優秀な人でもそうでない人であっても、時間に対する行動のスピード自体はそれほど変わりません。

ですが、時間の使い方が違います。

上手に時間を使うことができているというよりも、自分が上手に時間を使うことができていると感じられるような時間に対する満足度が上がる行為を時間に余裕がある人たちはしています。

一方で、時間の使い方が下手で成果もなかなか出ない人たちは、自分の人生や時間の使い方に対して後悔しやすい時間の使い方をしています。

僕たちが時間を上手に使って時間に対する満足度を上げようと思うのであれば、自分が使った時間に対して後悔しづらいような時間の使い方をすることが重要なポイントになってきます。

自分自身でいいことに時間を使ったと満足できたり、時間がゆっくり進んで余裕を持つことができるような行動がいくつか見つかっています。

例えば、皆さんも南の島や温泉に旅行に行ったりすると時間がゆっくり進んでいるような感覚を感じたこともあると思います。
このような感覚を感じることができるのは、リゾート地や温泉では僕たちに焦りをもたらすような行動が少ないからです。


それにより時間に余裕がある人たちが普段しているような行動に近い行動を自然と僕たちが行なっているということです。
そのため、田舎に行くと時間がゆっくり進んでいるような感覚を感じて、都会にいたり仕事に追われているとあっという間に時間が過ぎて焦る感覚を感じるわけです。

今回はそんな時間に余裕を持つことができる行動を To Do リストとして紹介させてもらいたいと思います。
別にこのリストの通りに行動する必要はありませんが、これによりニュアンスを掴んでもらいたいと思います。

それにより普段の空き時間の使い方が変わるだけで、日常の中での仕事や人間関係にも余裕を持つことができるようになります。

人は自分が思っているよりも焦ってしまいやすい時間の使い方をしていますので、それに対する対策として理解していただけたらと思います。

細かい時間の使い方が時間の余裕を左右する

僕たちの時間の余裕を左右するのは、細かい時間をどのようなことに使っているのかということで、それにより時間の余裕が生まれます。

例えば、以前にも休憩時間の使い方が仕事でも勉強でも重要だということを紹介させてもらったことがあります。
仕事の休憩時間にスマホのゲームなどをしているとあっという間に休憩時間が終わると思います。気がついたら休憩時間が終わっていて、もう仕事をしなくてはいけないのかという感覚を持ってしまいます。

それにより体を休めている感覚を感じることなく、常に仕事に追い立てられているように感じてしまいます。
ですから、空き時間や隙間時間をどれだけ時間に余裕を持たせる行動に使うことができるのかということが重要になってきます。

この隙間時間にどのようなことをするのかということを決めておくだけで、僕たちは時間感覚に対する歪みを改善することができます。
その結果、時間に余裕を持って行動することができるようになります。

皆さんは急にできた5分の隙間時間に何をしますか?

あらかじめ5分とか10分とか30分とか1時間以下の細かい時間が急に空いた時に、何をするのかということを決めておくことが重要です。


電車やタクシーに乗っている間や、待ち合わせの時間に少し早く着いた時、急に細かい時間が空くことは結構あると思います。

この急にできた細かい時間をどれだけ皆さんの未来にプラスになる行動に使うことができるのか、これが僕たちの時間に対する質を高めてくれます。


そんな中でも、特に時間に余裕をもたらしてくれる行動が14種類あるということがわかっていて、今回はその行動について解説させてもらいます。
5分の隙間時間を上手に使うことができるようになるだけでかなり変わってきます。

\本日の人生変わる1冊/

5分間の隙間時間を上手に使おうと言われても、5分間はあっという間に過ぎてしまいます。
スマホで YouTube を見たりゲームをしているとあっという間に5分間は終わります。
その5分間さえも大切に使おうと思える意識を保つために役に立つ1冊を紹介しておきます。

この本の著者の方は有名なターミナルケアに携わっていて、いわゆる終末医療で人は誰でもいつかは死ぬわけですが、その死を受け入れて残りの人生を楽しむ決断をした人たちをケアする仕事をされていました。
数え切れないぐらいの人の死を看取ってきた方が、その結果人間が死ぬ瞬間にどんな事に後悔して死んでいくのかということを教えてくれる本です。

人は誰でも後悔もあれば満足もありながら死んでいくわけです。
この満足をできるだけ多くしようとするのが人生においては重要なわけですが、皆さんも過去のことを考えていただけるとわかると思いますが、学生の頃にもっと勉強しておけばよかったとか、今思えばしておけばよかったというような後悔は誰にでもあります。

失敗したことを自分の経験として活かすことも重要ですが、人は誰でも絶対後悔するということをまず理解する必要があります。

自分の後悔を先にあらかじめ知ることができれば、人は今を変えることができます。


ですから、僕たちは自分の後悔についてあれこれ考えるのではなく、他人の後悔を学びそれを自分がしないためにはどうすればいいのかということを考えて、初めて後悔は人生の役に立ちます。

この本を読むとわかりますが、ほとんどの人は同じようなことを後悔しながら死んでいくようです。

ビジネスで失敗したことがある人もいると思います。
恋愛で大きな失敗を後悔している人もいると思います。

自分は人とは違うと考えていても、死を前にするとほとんどの人は同じような後悔をするようです。


そんな多くの人がどんなことで後悔するのかということを学んでおけば、それを避けて通ることができるようになります。
自分の人生はもっとこう生きることができたら幸せになれたのに、自分はなぜそれをしなかったのだろうか?そんな後悔とはどのようなことが多いのかということを教えてくれる1冊です。


この本は科学的な内容かと言われるとそこまでではありませんが、とても心を打たれる本です。

特に短時間の行動を左右するのは人間の感情です。

ですから、このような感情に刺さる本の方が、皆さんが時間を上手に使うためには役に立つと思います。

時間感覚を豊かにしてくれる行動

本題に戻りますが、隙間時間を上手に使うことで時間に余裕を持つことができるようになり、そうなると人生における無駄な焦りもなくなり余計なミスも減ります。


これは人間がより生産的な時間の使い方をすることによって時間に余裕を感じるという性質があるからです。
時間の感覚を豊かにして幸福感を高めてくれる行動というものが研究により見つかっています。

①5分の時間 その1 :やらなければいけない小さな用事を整理してチェックしていく

自分の予定ややるべきことを見直して小さな予定を整理します。
将来の予定や近日中のやらなければいけない予定をチェックしていきます。

例えば、勉強でもビジネスでも同じですが、将来の計画を立てている時はワクワクするような気分になることが皆さんもあると思います。

将来の計画をしている時にはなぜかモチベーションが上がります。


勉強するのが苦手だとか仕事が嫌いだという人でも、その計画を立てることだけは結構好きだったりします。
人間の特性として、人は過去の成功を振り返ると現在の満足度が上がり、未来に目を向けると現在のモチベーションが上がります。


ですから、落ち込んだりしてマイナスな状況にある時には、過去の成功を振り返ることでマイナスをニュートラルに戻すことができます。

一方で、自分のモチベーションをより高めたいという場合には、未来に対する計画を考えると役に立ちます。

この性質を使って、やらなければいけない予定を考えて、頭の中でなんとなく宙ぶらりんになっているやらなくてはいけないことをスケジュールに入れ込みます。

その結果、頭の中の余計なモヤモヤがなくなり時間も上手に使えるようになります。

ですから、やらなくてはいけないことだけどまだ手をつけていないことを、いつどこでやるのかということを考えスケジュールに入れてください。
これを5分の空いた時間ができた時にはやるようにしてください。
これは5分で結構頭がクリアになる習慣です。

②5分の時間 その2 :しばらく話していない大切な人、または、友人にメッセージを送る

これは結構重要な行動で、人間関係だけでなく人生全体に対する満足度にまで影響するような習慣になります。
5分の隙間時間ができた時には、最近やり取りしていない友達や大切な人にメッセージを送るようにしてみてください。

それだけで人はストレスをかなり解消することができますし、時間に対する余裕も増えるということがわかっています。

皆さんも思い出してみてください。
普段からやりとりしている友達に飲みに誘われたりすると面倒な気分になったりするのに、高校の頃の友達から久しぶりに連絡が来たりすると、ついつい電話で話し込んだりしたこともあるのではないでしょうか。


そんなに特別仲が良かったわけでもないし、電話で話し込んだりするほどの関係ではなかったのに、久しぶりに連絡が来たりすると嬉しくなることもあると思います。
これがポイントで久しぶりの連絡というのは自分も相手も嬉しいものです。

このようなシンプルな行動で僕たちの時間の感覚はかなり改善することができます。

忙しくて時間に追われている時には、やらなくてはいけないことを整理したり、久しぶりの友達に連絡したりしないと思います。

ですが、こんな細かい行動をするだけで、僕たちは時間に余裕を持って本来の力を発揮して仕事や勉強もできるようになります。

③5分の時間 その3 :有給休暇があるかを確認する

休日の予定を立てるとなるとなかなか5分ではありませんが、次の休暇がいつなのかとか、有給休暇がどれぐらいあるのかぐらいであれば確認できます。

忙しくて焦って余裕がないときには、なかなか休日のことを考えたりすることができなくなります。
お昼休みにランチを食べた後に休憩時間が残り5分ほどあったとしたら、次にまとめて休みを取れるのはいつだろうかとチェックしてみてください。

人は休みのことを考えるだけでも、その一瞬で仕事から離れることができます。
仕事に追われて忙しいときには、仕事をしようにもできない南の島等に身をおかない限り、自分の思考を切り替えることができません。

とは言え、普通の人は南の島で仕事したりもできないでしょうから、自分の思考を切り替えるために次のまとめて取れる休日について考えてみるわけです。
たったそれだけの事でも時間に対する余裕が増えます。

仕事が終わりに近づくと気分が良くなってくるのも同じです。
仕事が終わりに近づいてくると、今日自分が自宅に帰ってから何をしようかと考え始めたりします。
仕事の終わりが見えてくると、自分がリラックスする時間に何をしようかと具体的に考え始めます。

それによって仕事の終盤になると仕事がはかどることが多いわけです。
仕事が終わって彼女とデートに行けるとか、楽しい予定を考え始めるとモチベーションが戻ってきます。

この効果を仕事終わりにだけ使うのはもったいないので、休憩時間や仕事の合間に5分空いたら次のまとまった休みをチェックしてみてください。

④10分の時間 その1 :リラックスできる動物や自然の動画を見る

10分ほどの時間がある場合には、リラックスできるような動物や自然の動画を見てください。
隙間時間があるとスマホを取り出して動画を見る人は多いと思いますが、大抵の場合時間を無駄に浪費した感覚しか残りません。

ただこれには例外があり、動物の動画や自然の動画の場合にはリラックス効果をもたらしてくれます。
YouTubeの場合は、そんな動物や自然の動画だけを見るアカウントを作っておいてもいいと思います。
そんな動画だけがレコメンドされるようにしておいて、10分間ほどの時間が空いてリラックスしたいときには、すぐに見れるようにしておいてください。

ちなみに、短いお笑いの動画などでもストレス発散や集中力の改善に役に立つと思います。
もちろん瞑想ができる人は瞑想の効果の方が大きいと思いますが、気軽にすぐできるストレス発散としてはお笑い動画は便利です。

特に午後3時以降には、仕事中や勉強中に眠くなってきたとしても昼寝は取らない方がいいです。
その時間帯の昼寝は夜の睡眠を妨げて、結果的に睡眠の質が下がってしまいます。

ですから、夕方が近づいた頃に眠くなってきた場合には、一旦お笑いの動画を見て集中力を回復させるのも良い方法です。

⑤10分の時間 その2 :同僚・家族・友人に感謝のメッセージを送る

感謝のメッセージを送るのは幸福度を高めるためにも1番良い方法の1つです。
人は追い詰められたり切羽詰まると大切な人への感謝の気持ちを忘れてしまいます。
自分の忙しさだけで精一杯になり、他人を助ける余裕を失ってしまいます。

感謝の気持ちを伝える効果は理解できても、いきなり感謝のメッセージを送ると不審がられたりするのではないかと心配になる人も多いと思います。

実際には送られた相手は送った人が想像する以上に喜びます。
突然のメッセージでも不審がられることはほぼありません。
あるとしたら、何度も浮気している人が奥さんに突然感謝のメッセージを送った時ぐらいです。

とは言え、なかなかそれが難しい場合には「きっかけ」を作ってください。
例えば、おいしいワインを見つけたのであれば、最初にワインのおいしさを教えてくれた先輩に、そのおかげで今世界が広がったと感謝の気持ちを伝えてもいいと思います。

自分の近況報告から入り、その人のことを思い出し感謝の気持ちを伝えたくなったとメッセージを送ってみてください。
きっかけがあり、相手の大切さを思い出したからメッセージを送ったとすれば、自然な形で感謝のメッセージを送ることができます。

⑥10分の時間 その3 :日記を書く

人は日記を書くだけで幸福度が増します。
それに加えて、人は自分の頭の中の悩み事も感情も紙に書き出すことで、思考がクリアになりメンタルが安定する効果があります。

自分が何をするべきなのか、何をするべきではないのか、悩みや不安がクリアになり、本来の自分を見つめ直すことができます。
これだけでもかなり時間の使い方が上手くなりますし、時間に対する感覚も改善されます。

日記を書くときにはただ出来事を書くだけではなく、その出来事に対して自分がどのように感じたのか、自分の感情をベースに書くようにしてください。
今日自分は何を考えて何に悩み、何に感動して何が嬉しかったのか、感情をベースに日記を書くようにしてください。

あるいは、先ほどのように感謝の気持ちをベースにしても良いとは思います。
いずれにしても、メンタルトレーニングとして日記を使うのであれば、時系列で出来事を書くのではなく、自分の感情か大切な人への感謝をベースに日記を書くようにしてください。

後半は30分の隙間時間やまとまった時間が空いた場合の使い方について解説していきます。
これらは全てあらかじめ決めておくことで毎日がかなり変わり、結果的に人生が変わることです。
ぜひ続きもチェックしてみてください。


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