デッドプール&ウルヴァリンの正直な感想

 昨日のnoteでも書いた通り、今日のお昼にデッドプール&ウルヴァリンを観に行きました。面白かったです。マルチバースという言葉が世界の秩序を乱していましたが、本作はそれを丸ごとミキサーにかけてグッチャグチャにしてやったみたいなカオスさがありました。

 とても満足していますが、人に勧められる作品ではありません。絶対に。だってこれだけ観ても殆ど意味が解らないからです。自分は100%ネタを理解できませんでした。

 全部を観ないといけません。過去のMCUは言わずもがな、ドラマも昔のX-MENシリーズも把握していないと、ド派手な音楽とスローモーションで現れたコイツは何者?ってだけの感想で止まります。振り返ると、最近は専ら過去の俳優さんをそのまま起用して驚かせるパターンばかりです。だから知らないと衝撃が弱いです。

 勿論ファンは大喜びします。アメコミの規模とファンの多さ的に、ターゲットをピンポイントに絞っても成功することが確約されているからガンガンその手法を取り入れているんだと思います。

 予習不足だろと一蹴されればそれまでかもしれませんが、そこまでしないといけない映画を僕はこれからも観たいとは思えません。平均凡そ2時間30分に全てが完結する作品のほうが絶対良いです。

 僕の中の印象として今現在のMCUは足し算です。これまでの作品を観ていないとその映画の魅力が完全には伝わりません。

 それでも根強いファンがいて、SNSを見ると絶賛の声が絶えない本作は、なんやかんやめっちゃ面白いです。でも個人的に、何のカメオ出演も無しに興奮できる作品がまた現れてくれることを願っています。


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