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劇的に「楽に速く歩ける」方法

こばです!

お客様と会話をしていると、このような話になる事があります

・ 友人と歩いていて、自分の歩く速さが遅いように感じる
・ 友達と二人だと合わせてくれるからいいけど、
   3人以上で歩くと必死に歩かないとついていけない
・ 歩みを合わせてくれてちょっと申し訳無い
・ 気を抜いたら置いていかれる   等


歩き方を教えてほしい!と言われる方にお伺いをすると
綺麗な姿で歩きたい。というよりも速く歩けるようになりたい!
というお声を聞くケースが増えてきました。


確かに、歩く速度って人によって違いますよね。
若い頃は気にする機会は少ないと思うのですが
歳を重ねることによって体力や筋力の衰え、お身体の状態や症状で

歩く速度の差は年々広がりやすい傾向にあると思います

今回はそのような方にエールを送るつもりでお伝えしますね!
当たり前の事ですが、さらっと流している人が多いので
なにげに貴重な情報かもなぁと思います。

早速やっていくのですが、ポイントは1つ

腕を後ろに引く意識を強めて歩こう!


何故かというと、身体の連動性に影響するからです。
下の動画を見てもらうと分かりやすいのですが

歩く時に腕を振ると思います。
その時に、腕を前に振ることを良しとされるウォーキング講師の方もいらっしゃいますが、わたしは後ろに振る事を推奨しています。


実際にやってみると分かりやすいのですが


腕を前に振ると、肩~みぞおちの辺りが動きます。
しかも、結構なオーバーリアクションであったり、
短距離走を全力で走るぐらいな勢いで腕を振ったとしても
動くのは肩~みぞおちの辺りまでです。

しかし、腕を後ろに意識して降るとこれが変わります。
肩~骨盤にかけて身体が動く
のです。

これは、全身が繋がっているので
隣り合う関節が連動して動くという「運動連鎖」の賜物なのですが、腕の振り方によってその影響が及ぼす範囲が大きく変わります

腕を引くことで骨盤が動くという事は
腕を後ろに引くだけで脚を前に出す力がアシストされるのです

もちろん、勝手に動くのでこの動きで疲れることはありません
自然と足が前に運ばれるので結果として


「楽に、速く歩けるようになるのです」


テクニック的なアドバイスをするとしたら、
歩く時は肘を軽く曲げると、より楽に足が前に出ます!

歩行のアドバイスをする時によく言うのですが
「意識的に大股で歩くのはカラダを壊すのでやめてください!
無意識に大股で歩けてしまうのは良い傾向です!」

基本的に歩行は全身の複合的な連動運動です。
一つの動作でなるべく広い範囲にその効果を伝える事が大切で、
足の動き、手の動き、身体の動きなどが連動できていないと

不格好な歩みになるだけでなく、カラダを壊す原因にもなります
というか、単純に疲れます。

しかし、連動的にカラダが動く作用を上手に重複させると
もっと楽に速く綺麗に歩けるようになるのです。

その中でも速く歩くための要素として大切なのが
腕の振り方です!

毎日のウォーキングから、通勤時にちょっと歩く。
トイレにいくまでにちょっと歩くというような
何気ない瞬間にも体感して頂けるテクニックですので良ければお試しください。


まとめ

・腕は後ろにふりましょう!
・歩くスピードは腕のふり加減で調整しましょう
・ただ大股で歩くだけなのはカラダに負担がかかるのでNG

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