自分にとって良い歩き方を見つける2つのコツ

こばです!

良い歩き方

と言葉にするのはとても簡単です。
ただ、

・人によって存在する筋肉の有無
・筋肉の使い方
・骨格
・過去のケガ
・それらによる個人差

・履いている靴の種類や履き方の違い
が大きいので、定義するのが非常に難しいのが現状です。

また、人によって教え方が違います。それによって、

結局どうやったらいいの?

となってしまう傾向にあります。
そんなイレギュラー要素満載の歩き方事情なのですが、
ある程度【あなたにとって快適な歩き方】を調べる良い方法があります。

今回はそれをざっくりと解説します。


自分にとって良い歩き方を見つける2つのコツ

1 素足に近い感覚で歩く(ベアフットシューズ推奨)
2 大きな足音をたてずに歩く


この2つに共通するのは、自分を知るということです。

歩くと〇〇が痛い。というのはケガの影響などもあるのですが、
自分にとって大きすぎる負荷がかかっているから。という説があります。


例えば、素足で歩くとします。

砂浜や芝生の上だと足取り軽くスタスタと歩けると思いますが、小石がジャリジャリとしたところや、河川敷など岩がゴツゴツとしたところを歩くと足裏が痛くてゆっくりソロソロと歩きませんか?

スピードや歩幅だけでなく、脚を上げる幅も変わりますよね。

これは、自分の足やカラダにとってケガをしない最適な歩き方の1つです。


また、素足で歩くと

・柔らかい地面=足取りが速くなる
・硬い地面  =足取りが遅くなる

という傾向があります。
足裏や関節がケガしないためですよね?

ここで思い出して欲しいのですが、

あなたが普段生活している、歩いている地面は
柔らかいですか?
硬いですか?

きっとアスファルトなど硬い地面が多いと思います。

でも、クッション性の良い靴・インソールを履いていたらそういう地面環境を気にせずに、スタスタと大股でどこでも力強く速く歩いていると思います。

機能の良いそれらは優秀です。

でも、負担を完璧に代償できてはいないように思います。
歩くと膝が痛い。というお声をよく頂き、見かけるからです。

また、足の機能をサポートするそれらは、素足で歩くよりも大股で力強く歩かせる傾向にあります。自分が耐えられる限度以上の力で歩いていることになります。

優秀な靴・インソールで負荷を完璧に代償できていれば最高ですが・・・

この問題はFXのレバレッジに近いように思います。
自分の限界以上の力を制御できなくなった時に痛い目に合うからです。


また、


運動不足と足の感覚の鈍化によって、自分にとって大きな負荷を
痛みが出てこないと分からない人が増えているように思います。


そこで、裸足やベアフットシューズ(素足に近い履物)

自分の足やカラダが耐えられる負荷でないと歩けないこれらは

・地面環境に合わせた歩み
・自分にとって無理のない歩行

を察知できるようになります。


また、自分にとって楽な歩き方を見つけやすいのが最大の特徴です。
クッション性に優れる靴と同じ歩き方をしていたらすぐに【足裏】【ひざ】などが痛くなってくるでしょう。


ヒトのカラダの修正能力は秀逸です。

しばらく素足に近い環境で歩くと、

・こう歩くと〇〇が痛くない
・こう歩くともっと楽に動ける

というのが知らないうちに身についていると思います。

その歩き方を覚え、その歩き方でクッション性の良い靴で歩けたらきっと
自分にとって、トップクラスに楽な歩みになると思います。


自分が本来持っている能力と今の技術の合せ技です!
現代の地面環境は、100年前まで続いていた土や草といった柔らかい地面環境ではありません。硬いコンクリートジャングルです。東京砂漠です。

良いとこ取りの歩みを見つけましょう!

また、歩行はブレーキとアクセルの交互運動です。


着地して=ブレーキ
蹴り出して=アクセル

という運動を繰り返します。

その中でも特にカラダに負担がかかるのは
・急ブレーキ
・急発信             です。

歩行で言うなら

☆急ブレーキ=足裏全面でドンッと着地をする
☆急発進=蹴り出し時だけ強くザッと速く蹴る

また、つま先が上がっていないことでつま先が地面を擦ったりする
☆不必要なブレーキ

※一般的な歩行を想定しています。走る時には大きな力が必要ですので該当しない部分もあります。


これらが発生した時、大きな音がなります。

簡単に言うと、スムーズに動けていない時です。

足を交互に前に出す繰り返しの歩行サイクルのどこかで
大きな力が局所的に発生している状態です。

そうなってくると、関節に負担がかかるし、力のロスによって歩くのも遅くなるという負の連鎖に入りやすいです。
では、どうすべきかと言うと

大きな音がならないように歩く意識をもつ

大きな音がなる=大きな力がかかっているということです。
自分の足音を注意して聞き、どのタイミングで音がなっているのかを知りましょう!

これをクリアできたらスムーズな歩みに近づいていると思います。

※多少の音は問題ありません


ただ、靴を履いてこれを行ってもやや変な歩き方になる可能性はあります。ここで話が戻るのですが、素足やベアフットシューズで歩くと不必要な大きな力をかけない歩き方になるので必然的に静かな足音になります。

ですので、素足に近い環境+音に注意するコンボが大切です。



ベアフットサンダルのド定番 【テバ】

こばでした!

カラダに関する情報を国内外問わず分かりやすい形に直してどんどん発信していきます。頂いたサポートは次の文献購入費用に宛てております。 もし、よろしければ文献購入費用のお手伝いをして頂きますと幸いです。よろしくお願い致します。