マイナンバーカードとは何か③
公報ではマイナンバーカードに入っている情報は、
・名前
・住所
・生年月日
・性別
・顔写真
とされているけれど、実際には、
とあり、肝腎の「マイナンバー」という言葉が意図的に省かれているような印象がある。また、
……とある通り、ICチップ内には各種証明書と暗証番号、照会番号のほか日本国住民の共通IDでもある住民票コードも格納されており、ここにさらに空き容量の独自利用により、様々な個人情報が加えられることになる。
例) 社員証として利用。 …所属部署や階級、勤続年数、社員番号、社内のセキュリティ関係へのアクセス権限の有無、レベルなど。
こうしたところを濁した公報では不安は増すばかりではなかろうか。
こまかいようだが、「マイナンバーカード」が主述のねじれで「制度」になっているのも変。
安全、便利で押し切るのは公報ではなく宣伝ですよね。
そこに偏りがあればプロパガンダと言われても仕方ありません。
マイナンバーカードは使い方さえ間違わなければ、セキュリティレベルの高い身分証明書として有効なのでしょう。しかしそれゆえに、正しい使い方がされてしまうと万能の身分証明書になってしまうという側面もあります。
正式な端末を使用して本物のマイナンバーカードを使用すれば、杉並区の職員がやったような情報漏洩が起きます。
その本物性を担保するのが今のところ顔写真データなのですが、これは顔写真加工アプリを通しても認可されます。
この辺りに大きなセキュリティフォールが空いていないでしょうか。
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