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近代文学2.0

 夏目漱石作品は杜撰に読み誤られてきました。

 私はその悲惨さに唖然とします。

 まさか? 漱石が?

 そう思う人は少なくない筈です。

 では以下の質問に答えてください。

①『吾輩は猫である』の吾輩は短毛ですか? 長毛ですか?

②『坊ちゃん』の親はどんなところが無鉄砲ですか?

③『虞美人草』の藤尾はいつどこで毒を用意しましたか?

④『三四郎』の美禰子の着物の色は何色ですか?

⑤『それから』の代助はどんな姿勢で新聞を読んでいますか?

⑥『門』の宗助はどういう了見で  海老のように身を屈めるのですか?

⑦『行人』の御萩はどこから来ましたか?

⑧『こころ』の冒頭の海水浴で先生と「私」はどんな水着を着ていましたか?

⑨『道草』の冒頭、健三を待ち受けていたナレーターは誰ですか?

⑩『明暗』に二人の小林が出てくるのは何故ですか?

その答えは『高校生に遺書を書かせるな』『近代文学2.0宣言』『柄谷行人論2.0』『夏目漱石とその時代2.0』にあります。






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