フォローしませんか?
シェア
小林十之助
2022年6月1日 17:48
太宰治の『右大臣実朝』を読む※私が「読む」という時、その言葉がどれほどのことを意味しているのか、理解してもらうために書きます。われて砕けて裂けて散るかも われて砕けるは良い、裂けて散るのも良いだろう。しかし砕けたものが裂けるだろうか? われてと裂けての意味が近いので、音の調べを整えたにせよ、意味が整わなくては秀歌とは言い難い…。 松尾芭蕉、賀茂真淵、小林秀雄、そして吉本隆明まで