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道具は入り口

いい道具があるからといって、いい写真が撮れるとは限らないし、道具のことをあれこれ書くのもどうなのかなぁ、とは思う。

のですが。

やっぱりこれは好きだなぁ、というお気に入りの道具はあるものです。

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私が運命の出会い!と勝手に思っているのは、SIGMAのレンズ。
30mm/f1.4。

APS-Cのカメラの人なら、使っている方も多いかもしれませんね。
私が初めて買った単焦点レンズがこれでした。

とにかく、撮れた画像が好きすぎて、「ふおおおおお!」となったのを思い出します。
画質が好み、とこの時はじめて感じたのでした。

撮りたい雰囲気が、私の(中途半端に)古いカメラでも、撮れるんだなぁ。
とにかく嬉しくて楽しくて、毎日カメラを持って出かけるようになりました。
一眼を買ったのに、スマホの手軽さに負けてあまり持ち出さなくなっていたのだけれど、このレンズのおかげで「写真撮りたい欲」が再燃しました。

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そこからは、まるで転がるように写真にのめりこんで、とにかく撮りまくりました。
新しくフルサイズのカメラを買ったこともあり、それはそれはじゃんじゃんと。

家族写真を撮らせていただいたり。
イベントの写真を撮影したり。
ポートレートも撮影したり。

でも、楽しさと同時進行で、自分にプレッシャーをかけすぎてしまって、ちょっと脳みそが疲れちゃった。笑

いまはとにかく、のんびりマイペースに撮り歩いています。
またゴリゴリペースに復活したい気持ちはあるけれど、「楽しい!」がもう少し回復してからかな。笑

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今日はお散歩のお供に、SIGMAの30mmをつけた古い方のカメラを。
フルサイズのカメラ(私のは重いので、レンズと合わせて約2kg)より軽いし、お散歩にはちょうどいい。
撮れた写真も、やっぱり好きな感じだなぁ。

運命のレンズは、いつでも「撮る楽しさ」を思い出させてくれる。
リハビリにはちょうどいい相棒なのかもしれません。

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もちろん、道具が良ければいい写真を撮れる、というわけではないけれど、「楽しい!」の入り口にはなるのかな、と思います。
入り口、大事ですよね。

くらしを楽しみつつ、撮ることも楽しみつつ、書くことも楽しみつつ。
そんなスタンスでこれからをやっていこう。
これから先の人生が楽しむために。

そんな思いに浸った今日だったのでした。


何か楽しいことに使わせていただきます!