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Agile Japan2022に登壇した話

#この記事は「AgileJapanEXPO Advent Calendar 2022」の15日目です

■ Agile Japanとは?

Agile Japanってなに?ってひと向けに簡単に説明すると、「2009年から14年にわたって開催されている国内最大規模のアジャイルのカンファレンス」です

公式サイトによると以下とのこと

Agile Japanは、日本中にアジャイルの価値を浸透させ、日本の変革を促進することを目指しています。あらゆる業界や職種の方が集まり、実践者も初学者もともに建設的な意見交換ができる場です。

https://2022.agilejapan.jp/

私が初めてこのカンファレンスを知って参加したのはちょうどスクラムマスターをやることになった2020年のときでした。

・・が、まさかそのときは2年後に自分が登壇することになるとは1ミリも思ってなかったわけで、今年登壇させてもらえることになったきっかけや登壇までの準備、登壇してみての感想など書いてみたいと思います。

■ Agile Japanに登壇するきっかけ

今回、登壇に至ったきっかけとしては以下の3つがあったかなと思います。

① エンジニア採用強化の為にプレゼンス向上したかった

最近はどこの会社でもそうかもですが、エンジニアの採用にかなり苦戦していてその理由ってなにかなって考えたとき、やっぱ銀行でアジャイルで内製開発をやってるってイメージって世の中にまだそこまでないのかなと思い、まずは外部発信することで少しでも認知してもらい興味を持ってもらうようにする必要があるのではと今年の初めくらいから考えていました。

② 金融アジャイルMeet upコミュニティに参加したこと

今年の夏に参加した外部セミナーがきっかけで「金融アジャイルMeet up」という金融業界限定のアジャイルコミュニティに8月末から参加させてもらっていたのですが、そこで今年のAgile Japanの登壇者の一般公募を募集中ということを知って、コミュニティメンバーにプロポーザルの書き方など教わることができたのが大きかったかと思います。

金融業界限定のアジャイルのコミュニティ

実はこのコミュニティ自体が昨年のAgile Japanがきっかけでつくられたコミュニティだったりするので、Agile Japanとはゆかりが深いコミュニティだったりします(今年のAgile Japanの大トリを務めたのがこのコミュニティの登壇でした)

③ 今年のテーマといまやってることが一致した

今年のAgile Japanのテーマは以下でした

Social Impact Agile
日本は、労働、教育、人口、人権、環境、資源、地域、医療など多くの社会課題を抱えています。これらの社会課題は、変動性、不確実性、複雑性、曖昧性が多く、この状況下での事業展開、組織運営、プロジェクト運営、企画・開発・運用など、複雑な課題に対処するためには、アジャイルのアプローチが重要です。今回は、Social Impact Agileの共同設立者であるRocío Briceñoさんを基調講演に迎え、身近な生活からアジャイルマインドを活かし、組織、チーム、個人が成長できるヒントを一緒に考えていきましょう。

https://2022.agilejapan.jp/

プロポーザルを提出する際はこのテーマに沿った内容を記載する必要があるのですが、ちょうどそのとき取り組みを始めてた「LeSSでの1on1」「大人数組織での1on1」→「チーム、個人が成長できるヒント」Social Impact Agileに繋がるのではと思い、プロポーザルの内容を記載して提出するに至りました。

■ プロポーザルが採択された!

9月初めにGoogle Formsでプロポーザルを提出したあと特に連絡なかったのでダメだったかなと思ってた9月の中頃。運営メンバーから採択されたとの連絡がありました。

あまりこういったもので採択された経験なかったので非常に嬉しかった反面、参加者の方に満足してもらえるような登壇ができるかプレッシャーもあったのを覚えてます。

社内での勉強会やウェビナーはしたことありましたが、社外での登壇は初だったのでまずは社内で上長や広報担当に相談してみたとこ、、反応としては意外にもあっさりOKだったので登壇に向けてさっそく準備を進めていくことに!

■ 登壇まではこんなことやってました

▽ タイムテーブルに掲載するセッション情報の提出(9月末)

運営の方から連絡があり、まずはタイムテーブルに掲載する情報が必要とのことで掲載内容を社内チェック通した後、Google Formsにて必要事項を記載のうえ、提出しました。
こちらの提出はセッション公募した内容とほぼ同じだったので、そんなに時間かからずにできたかと思います。

掲載されたセッション情報

▽ ネタ集め&叩き台を作成(10月中)

まずは1ヶ月間の間は全体の構想だったり、あらためて1on1についての本を見返したりして情報を収集。業務の合間や休日を使って、やったことの整理やら登壇する内容、フォーマットをmiroに書き溜めて、頭の中を交通整理。

そして、、10月最後の土日で集中して登壇資料の土台をざっくり作成!

▽ レビューにプレゼン練習、そして練習!!(11月初め)

ざっくりの資料の土台ができたので、全体の内容が問題ないかということと、内容が伝わるか、時間内(20分)にちゃんと収まるかどうかチェックしていくことに。

「プレゼン資料のチェック」としては上長や社内の広報担当者、また、社外のコミュニティ(スクラム実験室)のメンバーにレビューしてもらうことができました。

プレゼンの練習」としては、同じ部署のグループ内のメンバや上長、社内の横の繋がりのコミュニティメンバーにみてもらうことができ、めちゃくちゃ参考になるアドバイスや指摘をたくさんもらうことができました。ほんと感謝しかないです。

▽ 登壇者の事前リハーサルの実施(登壇1週間前くらい)

登壇者が何人か集まって、運営メンバーの方から実際に登壇する際の流れや注意事項、Zoomの操作方法などの説明会を開いてもらえ、ここで登壇にあたっての不安や不明点はすべて解消できたかなと思います。

■ いざ登壇!!

前日からソワソワ。当日はほんと朝起きたときからずっと緊張してたと思う。自分の前の順番のひとの講演が終わりいざ自分の番になりめっちゃ緊張してましたが、司会者のJ.Kさんと上野さんが和ませてくれたお陰でなんとか平常心で話すことができたと思います。

登壇の様子。めっちゃ緊張してる顔してる。。

結果がどうだったかは自分では分からないけど、Discordでたくさんの方から反応いただけてたことと、時間的にも大幅なタイムオーバーにはならず無事終えることができたかなと思います。

■ 登壇してみてどうだったか

今回の登壇を通じて、こんな変化や影響があったかと思います。

① いままでになかった視点で他の方の登壇を聞くことができた
 
自分が登壇する立場になって初めて気付いたことですが、登壇者の視点でみると今までは気付かなかった資料のつくり方や話し方などが非常に勉強になり、新しい視座を得ることができたと感じてます。

② 登壇を通じて、社内や社外にいろいろな繋がりができた
 資料のレビューやプレゼン練習に付き合ってくれた方はもとより、約2年前にQAチームのサポートをいただいていたAgile Japan運営メンバの上野さんとも2年ぶりの嬉しい再会があったりしました。

③ 社内でのアジャイルの認知が高まった
 全社員が集まる全体朝礼にてAgile Japanで登壇したことが紹介され、アジャイルに対する取組みを社内全体に発信することができたと思います。

④ 社外の方にLeSSをやってることを認知してもらうことができた
 登壇後にtwitterでエゴサーチしてたとこ、LeSSを始めるときに参考にさせてもらっていたRettyの方にタイムテーブルのセッション情報を取りあげてもらえたりしてました。

ログミーTechさんに記事化してもらえることになった!
 こちらはつい先日に連絡をもらったので実際の記事化はちょっと先になると思いますが、有名なメディアであるので反応など非常に楽しみです。

■ さいごに

一般公募しようと思ってから登壇するまで約3ヶ月間。準備だったりはそこそこ大変だったりもしましたが、社外の大規模なカンファレンスでの初登壇という新しいことにチャレンジできるチャンスをもらえ、たくさんの良い刺激をいっぱい受けることができ、良い成長の機会になったと思います。

運営の方はじめ、たくさんのアドバイスやレビューなど頂くことができ本当感謝です。またこういった機会があったらぜひ挑戦してみようと思います!

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