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国史!?ってなんだ?今年の教科書展示会はいつもとは何かが違っていた!

今年(2024年)の教科書展示会の会場で、いつもとは違うひときわ目を引く教科書に出会った。

それが『国史』。
中学の社会科、歴史分野用の教科書だ。

来年は、中学校の教科書が改訂される。
とは言っても、今回は学習指導要領が変更されるわけではないので、通常であればどこの教科書会社も小さな変更が行われるに過ぎない。

しかし、今年の教科書展示会はいつもと何かが違っていた。

中学生の歴史分野用の教科書は、どこも同じ大きさで、横書きで、少なくともそういうところはどこの会社も横並びだったのだが、この『国史』はそこからして違う。

サイズは他の教科書よりも小さい。普通の書籍のようだ。そして、縦書き。
今どき、縦書きの教科書の教科なんて、ほんとうに限られている。

そして、中身も他とはかなり違っている。編集方針が異なるのだろう。

これぐらい違っていると、教科書も選び甲斐もあるように思う。

私たちは、自分の子供に、どの教科書が良いとか、悪いとか、一方だけ読めとか、もう一方は読むなとか、そういう偏った物事の捉え方を押し付けるつもりはない。

多様な価値観を大切にするという観点から、複数の教科書を比べながら学ぶという学び方を子どもたちには勧めていきたい。


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