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【読書感想文】『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』を読みました📚

どーも、ワタコーです。

今回も読書メモやっていきます。

はじめに

今回の著書は以下になります。

著者:スコット・ギャロウェイ
価格:1895円
ページ数:416項

Google
Apple
Facebook
Amazon
4大IT企業の頭文字をとってGAFAという題名になります。

著者はどんな人物?

ニューヨーク大学スターン経営大学院教授
連続起業家(シリアル・アントレプレナー)

スコット氏は「企業経験の多い」「大学院教授」で、分野ではかなり有名な方みたいです。

彼は2017年にTEDでも登壇しています


この本は誰におすすめ?

・エンジニア(IT)関係者
・アメリカのトレンドを知りたい人
・四騎士(Google/Facebook/Apple/Amazon)に関心がある方
・現代、世界をリードする会社の特徴を知りたい方


図書の内容

ここからが著書の内容

著書の構成は、

四騎士について

人間の本能に問いかけている「神話」について

五騎士目はどこか?

これから個人としてどう生きていくか。

という大まかの流れになっています。

それぞれの章で気になったポイントを抜き出します。


四騎士について

まず四騎士についてカテゴライズすると

Google:検索
Apple:マシン
Facebook:ソーシャルネットワーク
Amazon:ストア

各社の強みは

Google:信頼
Apple:革新
Facebook:働きやすさ
Amazon:評判

これらの会社はマーク・トウェイン氏が提唱した、1兆ルール(Trillionアルゴリズム=Tアルゴリズム)を満たしている会社。

1. 商品の差別化
2. ビジョンへの投資
3. 世界展開
4. 好感度
5. 垂直統合
6. AI
7. キャリアの箔付け
8. 地の利



人間の本能に問いかけている「神話」について

詳しくは、上記に示したTED動画を参考にしてもらいたいが、各社は人間の本能を揺らすビジネスである。

画像1

人間が必要とする、また本能的な欲を持つ、それぞれの部分を四騎士は抑えている。特にアップルは神格的な見た目によるブランドがセックスアピールになっていることを示している。

アップルの製品はカッコいい = 持っている人はモテる

のような製品。



五騎士目はどこか?

1.アリババ
課題:アメリカへの市場参入

2.テスラ
課題:顧客数(一定のファンのみ)

3.ウーバー
課題:好感度

4.ウォルマート
課題:好感度・トレンド

5.リンクドイン(マイクロソフト)
課題:マーケットが狭い、決定的な強みに欠ける

6.Airbnb

7.IBM

が挙げられている。


これから個人としてどう生きていくか。

これから個人として生きるための武器に以下のものを示しています。

1. 頭が良くて働き者で親切(心理的成熟)
2. 好奇心
3. 当事者意識
4. 大学に行く
5. ブランド
6. 友人を助ける
7. 資格・証明
8. 何かを成し遂げる
9. 都市に出よ
10. 自分のキャリアをよく見せる
11. 新しいものを受け入れる
12. 株と計画
13. 会社とは『連続的単婚』をする
14. 組織ではなく『人』に誠実に
15. 得意なことでキャリアを築く
16. 不満を口にしない
17. スキルを評価してくれるとこに行く
18. 頑強さ(運動を必ずする)
19. 人に助けを求める
20. 自分が起業家向きかを知る

上記は、『あくまで』アメリカに住む人の場合という印象を受けます。

1つ良い考えだなと思ったのは、20番の『起業家向きか?』の見解

企業には企業で働くスキルが求められる。
プロダクトへのこだわりが強いがために、立ち回り(他人を信頼し、仲良くするスキル)が上手くないからといってスキルが無いわけではなく、起業に向いている可能性もある。

『方向転換』は大事である。


まとめ

四騎士の現状についてかなり詳しく書いてある著書です。
僕が全て書くのではなく、関心のある方はぜひ手に取ってみてください。

1つオープンに考えたいのは『本能』に関してです。世間に広まる製品の根底には人間の本能に訴えかけているものがあり、それを意識してビジネスを見ることは重要だと気づきました。

ただ、使いやすい製品だと思うのではなく、根本の根本にどのような狙いがあるのかをこれから見極めて、また発想して行きたいと思います。



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