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人の退職が(瞬間的に)やたら寂しい ~人見知りの性??~

仕事で関わった人が退職すると知った時、特別仲が良かったわけでなくても非常に寂しく感じる現象、ありませんか? 

そして私の場合、一瞬すごく寂しくなる割に、その感情は長続きせず、数日もすれば元に戻っています。

子どもの頃からそうでした

思い返すと子どもの頃、友達が転校すると知った時や、近所の人が引っ越すと知った時。それまで特に親しいわけではなかったのに、勝手に「もう会えなくなっちゃうのか、寂しい!」と盛り上がってしまう。

人見知りで、他人と関係を構築するのに時間が掛かるからなのか、別れに対する感受性が強いのか。自分でも、なぜこのような感情になるのかよく分からずにいます。

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普段から、積極的に他人に話しかけることはしない性格です。会社への出勤途中で知ってる人と会っても、挨拶するだけで会話をするのは稀です。

こうして自分でコミュニケーションのチャンスを潰しておきながら、別れが訪れると毎回「この前見かけた時、話をしておけばよかった、普段からもっと積極的にコミュニケーションを取っておけば良かった」などと思うのです。

一時の寂しさのあまり、これまでの関係性とは不釣り合いに豪華な餞別の品を贈ったり、一昔前はSNSで繋がったりしてました(最近はやりませんが)。

相手からするとこちらのテンションが急に変わるので気味が悪かったかもしれません。

けっこうすぐ忘れる

ところがタチが悪いのが、数日もするとあんなに寂しかった気持ちもケロッと忘れていること。同時に「脱人見知り」への思いも、どこかへ消えています。

そうしてすっかり「ただの人見知り」に戻った私は、しばらくすると次の別れに遭遇、そして「次こそ脱人見知りを!」と考える。そしてケロッと忘れる。この謎のサイクルを繰り返しています。

父は、同じことを繰り返さない

いずれにせよ、自分の子ども達に「同じことを繰り返すな」と言ってる手前、毎回学びが無いのは我ながらいただけないですね。

よし、決めました。人見知りを突然治すのは難しいので、挨拶する時に、声を大きくしたり、表情を加えてみよう。

「必要最低限」ではなく、「相手の心に届ける」ことを意識してみよう。

そうすればハードルが下がり、コミュニケーションに繋がるかもしれない。

いつまでも成就しない「脱人見知りループ」からの脱出を、今こそ実現しようと思います。

※素敵なトップ画像はHama-Houseさんの作品です、ありがとうございます!


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