ただ大企業にいるだけの男、港で船を見送る日々

広報業務の外部講座を受講し、「今すぐ広報をやりたい!転職だ!」と決意したコウタロウですが、早速壁にぶち当たります。

まずは転職サイトと転職エージェントに登録。結論から言うと、転職サイト経由では1社も面接にすら進めず、エージェントではアポ当日、約束の3時間前に「今日の面談止めませんか?今あなたに紹介できる求人は無いので」と言われる始末。「いやいや、話してみないと分からないですよ~、お願いしますよ~~」と主導権なんてものは完全に放棄してどうにか会ってもらえることに。

原因は、エージェントの方が教えてくれました。①広報は特殊な部分があるので、基本的に経験者しか採らない。②未経験で採用する場合は、20代半ばまで。しかもアシスタント業務が中心。そして、これは直接言われた訳ではないのですが、最も大きな要素だったと推測してます。③コウタロウは“ただ大企業に所属しているだけの男”だったこと。もしもエージェントの方が「スペックや経験は足りないけど、この人ならやれそうだな」と感じれば懇意の企業に紹介してくれたと思うんですね。実際私が狙っていたのもそれでした。至らなかったのはきっと仕事で“最低限をこなすことに終始していた”ことが原因だと思うのです。直近のことより、過去の実績を熱く語る自分がいましたから。

転職活動開始以降、何も動きが無いまま3か月ほど経ち、ついに選択肢には、東京にできた広報の大学院への進学なども入るように(妻と子ども二人がいるくせに!)。やりたいことが明確になり、進む決意をしたのに進めない状況はきつかったですね。港まで行ったのに、船に乗せてもらえず日々が過ぎていくような。

そんな中、いつものように転職サイトで広報パトロールをしていると、一筋の光明! 灯台が光を発っているではないか。。。 つづくよ。



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