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1分書評 『死ぬこと以外かすり傷』箕輪厚介

おススメ本に関し1分間に読める文字数(600字以内)で、響いた部分、活用できそうな部分を紹介します。編集者として多くのベストセラーを手掛け、オンラインサロン運営でもトップクラスの箕輪さんが「天才編集者の革命的仕事術」(帯より)を本にしました。

「どれほど努力しても夢中な人には勝てない」(P161)。これが一番刺さりました。自分の仕事を振り返っても、「夢中モード」と「ただの作業」や「苦痛を感じながらの努力」では、効率やトラブル対応力、何よりモチベーションに大きな差があります。では、夢中モードになるにはどうすればいいのか?箕輪さんは「行動すること。どんな仕事や誘いでもとにかく動く」(要約、P163)と言います。しかし私には「行動する」までのハードルが高い。不安、めんどくさい、時間がない、などと考えてしまいます。

でも、もっと気軽に夢中モードに近づけそうな記述がありました。「情報を浴び、知を獲得しろ」(P59)。まずはツイッターやアプリで興味のある分野に触れることから始め、次の段階として行動を起こす。それを繰り返すことで、いつしか仕事における「夢中モード」の割合が「努力モード」を凌ぐかもしれない。

刺激的なタイトル通り文中も過激な言葉が登場しますが、構成はロジカルで楽しく学ぶことができました。

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