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8年ぶりの復活。 熱海おんぱく。

■僕にとって、「熱海オンたま(熱海温泉玉手箱)」は、まちづくりの原点。
かつて開催していた熱海オンたまは、(観光客向けではなく)地元の方々から地元のファンにということを考えた熱海の体験交流プログラムを集めたイベントでした。多いときには1ヶ月間で73種類の体験プログラムを行っていました。

オンたまを大体的に大きな形でやっていたのは2009年から2011年まで。その後熱海銀座や小山臨海公園を中心にした形でトライアルをしながら2015年までは細々と続けていました。

とはいえ、一旦の区切りということで、オンたまをやめてから8年の歳月が流れました。

過去のオンたま「オンたま2015winter」


そのオンたまを、8年という長い期間を経て復活します。

■原点回帰
オンたまがなければ熱海の町で新たなチャレンジをしていこうとする数多くの事業者さんやNPO等とも出会えたかったし、熱海の町の熱烈なファンになっていく方や、熱海の楽しみ方を教えてくれるような方々とも出会えなかった。
そして、2012年以降取り組んできた熱海銀座の再生、リノベーションまちづくりに取り組んでいく上でも、オンたまの取り組みがなければ、そのヒントも、そして人のつながりもなかったのではないかと思うくらいとても大切な取り組みでした。

この1月から2月にかけて、「熱海おんぱく〜熱海温故知新博覧会〜」を開催します。

名称も「オンたま」から「おんぱく」へ。いろんな意味で原点回帰をしたいなと。改めて熱海のまちにも、楽しみながら向き合って、、そして熱海のまちをつかって遊びたいなと。


まず、やってみよう

僕が熱海に帰ってきてから15年半。試行錯誤しながら、この間、ずっと熱海のまちづくりに取り組んできました。
オンたまのような取り組みはずっとやりたいと思って、チャンスを覗っていましたが、なかなか着手することはできませんでした。

今回はひさびさの開催でもあり、まだまだプレ的な、トライアル的な側面もあります。
本当はもっともっと、地域の中にいる面白い方々に光をあて、そうしたプログラムをたくさんつくりたかった。

けれども、入念な準備をして始めるより、「まずやってみよう」ということがおんぱくの大事な精神。なので、いまの表現したいことや、やってみたいこと、知ってほしい人、全然表現しきれてません・・・そして僕らもまだまだ知らない。けれど、だからこそ、改めて熱海を知っていく取り組みをまた始めていきたいと思います。


熱海おんぱくプログラム
「熱海の朝ごはんを求めて巡る商店街。お店で選ぶ出汁と作りたての豆富で作るお味噌汁」


熱海おんぱく、1月7日〜2月5日まで開催

今回のおんぱくは約20種類のプログラム。よかったら熱海おんぱくのページを見てみて、そしてよかったら参加ください。

【熱海おんぱく2023~熱海温故知新博覧会~ 概要】
●名称:熱海おんぱく2023~熱海温故知新博覧会~
●公式HP:https://atami-onpaku.com/
●実施期間:2023年1月7日(土)~2023年2月5日(日)
●予約開始:2023年12月1日
●主催:株式会社machimori
●協力:NPO法人atamista
●協賛:熱海商工会議所、一般社団法人熱海市観光協会、熱海温泉ホテル旅館協同組合



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