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1階が変われば、まちが変わる 12/3(日)講演会「1階革命」開催

熱海に限らない話ですが、まちなかにある、古い建物が取り壊され、新しい建物が建つ。あるいは、お店が廃業してしまった場所で工事をし始めてる。

そんなときに、ここって何ができるんだろう?ってちょっとわくわくした気持ちになる。けれど、でき上がった場所が、お店ではなく、壁ができてしまって、住宅になってしまったりすると、なんだかちょっと残念な気持ちになる。そんなことがよくある。

逆に1階にお店があって、そして店主が店の前に立っていたり、カウンターの中に立っていて、その前で誰かと会話している風景が通りからも見えたりするとなんだかちょっと、にやっとしてしまう。

「1階って重要だよなあ」と、旅や仕事でいろんな街を訪れ、歩くたびになんとなく思ってきたことだ。

そんな1階のつかいかたを、数々実験し、取り組みをしてきた田中元子さんに、今週末12月3日に熱海にお話をしに来てくださる。
元子さんは、喫茶ランドリーや、ベンチを通りに置いていくプロジェクトやら、フリーコーヒーやら、なんだか楽しい取り組みを数々してきている

何もない場所でいきなり知らない人に声をかけたら、たいていは驚かれてしまうけれど、「コーヒーいかがですか?」と屋台越しに誘われると、足を止めてもらえて、そこに初めて第三者との関係性が生まれる。
そのように趣味のフリーコーヒーを通して「街を観察しつづけることで、“1階の重要性”に着目するようになった」という元子さんから、1階がまちや人にもたらす可能性について、お話してもらいます。

元子さんが、2018年から都心の住宅街の一角で始めた「喫茶ランドリー」は、飲食店でもコインランドリーでもない『私設公民館』。利用者の何気ない生き方が寄せ集まってつくられた空間で、誰もが自由に過ごせる場となっています。

ぜひ、2023年12月03日 (日) 13:00 – 16:30の元子さんの講演会、来ていただけたら。


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