KosukeMorita

22歳 人を思いやれるにんげんになりたい

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22歳 人を思いやれるにんげんになりたい

最近の記事

新卒22歳、西アフリカで働く。

“中東シリアで日本人ジャーナリストがテロリストにより殺害された模様です。” 今でも鮮明に覚えている。2015年、中学2年の冬。 シリアで日本人ジャーナリストの後藤健二さんが亡くなったあの事件が、国際協力の道を目指すきっかけになった。 初めは不思議でたまらなかった。なぜテロリストが活動する地域に足を運んだのか。なぜ危険を顧みずに取材を続けたのかが。 しかし、ニュース報道やネット記事を調べるうちに、後藤さんはシリアの窮状を世界に伝える、世界の不条理に向き合う、そんな熱い想

    • 成長至上主義思考への偏重に抗う

      イキったタイトルをつけたことは置いておいて、このことに気づけたのは本当によかった。 また気づかないうちに他人の価値観を否定するところだった。 「自己成長を目指して、毎日コツコツ努力する人はカッコいい。」100%賛同する。 私自身も、将来国際機関で働ける語学力をつけたいと思っているし、専門的な知識も身につけたい。努力と呼ぶのはまだまだおこがましいが、それでも日々成長していきたい。そう考えている。 Twitterでフォローしているアカウントも、成長志向の人が多い。例えば、

      • 死ぬまでにやりたいこと100を考えたら23億7000万円必要なことがわかった話。

        最近、自分のやりたいこと100個とその金額をざっと書いてみた。 1.青年海外協力隊に参加 0円 2.アフリカ54か国全部周る 60万円 3.南米全部周る 60万円 4.ヨーロッパで世界遺産巡り 30万円 5.漁師になる 1000万円 6.アフリカをモチーフにしたカフェを開く2000万円 7.留学する 80万円 8.南極に行く100万円 9.インテリアコーディネーターになる 1万5000円 10.海の近くに家を建てる。8000万円 1

        • ゴリラはゴリラだからこそ良い

          ゴリラはあの体型とあの見た目だから良い リスはあの体型とあの見た目だから良い キリンははあの長さとあの顔だから良い ゴリラがリスの顔であの体型ならいろいろヤバい リスがキリンの体型であの顔ならもうバケモノだ わたくしモリタはたまに思う。朝起きたら顔が小栗旬に変わっていないかと。体型が大谷翔平になっていないかと。しかし顔面はいつまでたっても同じだし、体型もボーリングのピンである。でも全然いい。 自分は自分だから良い。 あなたはあなただから良い。 なんの話?

        新卒22歳、西アフリカで働く。

          初めて差別される側になって

          いま世界が注目する話題といえば新型コロナウイルスですよね。中国は悲惨な状況になり、日本でも感染者が複数人いるという深刻な状況です。今回はそんな新型コロナウイルスに関して、筆者がアフリカで差別を受けたお話です。 筆者は現在、東アフリカを周遊中で、ケニアに7日間ほど滞在した後、おとといルワンダに入国しました。 ケニア、ルワンダと2国を訪れたわけですが、そのどちらの国でも新型コロナウイルスに関する差別を受けました。(別にそれほど深刻なものではなく、これを差別と言っていいのかとい

          初めて差別される側になって

          井の中の蛙にならないために

          ケニアには東アフリカ最大と言われるスラムがある。その名もキベラスラム。 今回はこのキベラスラムを訪れて、見たこと、感じたことを書いてみようと思う。(めずらしく真面目) ガイドのMoses。彼はキベラに生まれ、今はキベラスラムツアーのガイドとして働く。生まれ育った場所に貢献したい。そんな熱い想いをもってガイドをしている。親切でフレンドリーな彼の人柄に惹きつけられた。 3×3mキベラスラムに住む人たちの家は3×3mが基本。そこに4〜8人で暮らす。(Mosesも4人家族)キベ

          井の中の蛙にならないために

          世界屈指の物価安を誇るエジプトで、えげつないボッタクリにあった話

          昨年末にエジプトに行った。よどんだ空気と散乱するゴミ、なんとも言えない悪臭が漂う。エジプトの首都カイロは、横浜のビブレ周辺を3倍汚くし、4倍臭くしたような街だった。まあそれは置いといて、エジプトではあまりにも安い物価に驚愕した。エジプトの現地通貨はエジプトポンド。1エジプトポンド(以下ポンド)=約6円である。 水1.5L 5ポンド(30円)、バナナ1kg 7ポンド(42円)、オレンジ1kg 10ポンド(60円)、コシャリ1杯 15ポンド(90円)。 日本では、水1.5Lは

          世界屈指の物価安を誇るエジプトで、えげつないボッタクリにあった話

          いま話題のレバノンに新年早々goneしてみた話

          レバノンといえば、日本でも世界でもあの某有名人の話題で持ちきりですよね。新年早々そんな中東の小国レバノンに行ってまいりました。けっして某有名人を探しに!ってなわけではなく、大学のゼミの実習で入国するという至って真面目な理由です。笑 レバノンって中東やけど危なくないん?よく友達や知り合いからこんな言葉をききます。短期間しか滞在していないのでなんともいえませんが、僕が滞在中に危ない目にあうことは特にありませんでした。ただ、去年の10月ごろからレバノンでは絶えずデモが行われており

          いま話題のレバノンに新年早々goneしてみた話