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STRATEGIC ONBOARDING HAS BOTTOM LINE IMPACT


本日はコチラの記事を。

今回は先に所感から記載します!(日々、カイゼン中)

■記事の所感
オンボーディングプログラムの骨子として、5つの視点が紹介されています。

まずは点ではなく面であること。この記事ではオンボーディングプログラムの実施期間についての言及はありませんが、やはり1年間のプログラムは考えておくべきだと思います。

次に、企業のトップの理解を得て、オンボーディングへの協力を得ること。入社者の経営への信頼を高めることは重要です。

文化的統合について。どの記事でも文化について触れられています。一般的に日本はメンバーシップ型雇用なのに対し、アメリカではジョブ型だと言われますが、ジョブ型であっても組織文化への浸透は重要だということですね。メンバーシップ型の日本よりも、ずっと進んでいるように感じます。

また、バディの割り当て。これも様々な記事で言及されています。最後のテクノロジーと「対」で理解すると分かりやすいと思います。テクノロジーでできることはそちらに全て任せて、一方で共感的理解や対話(鏡、と表現されていました)など人にしかできないことは人に。そんな役割分担がオンボーディングにも必要なのでしょう。


引き続き、オンボーディング研究(自分の勉強のために海外記事を読む)を続けて参りますのでご興味ある方はぜひフォローしてください。


■引用記事:
https://blog.hrps.org/blogpost/Strategic-Onboarding-Has-Bottom-Line-Impact

■タイトル:
STRATEGIC ONBOARDING HAS BOTTOM LINE IMPACT

■要約

この調査の結果によると、入社者の31%が最初の6か月以内に仕事を辞めたと報告されました。

逆に、構造化されたオンボーディングプログラムに参加する従業員は、少なくとも3年間はその雇用主にとどまると予測されています。

オンボーディングの利点は明らかだが、ある調査では従業員の12%しか、自社のオンボーディングプランに満足していません。

業績の良い企業の67%は、構造化された新入社員の採用プロセスを持っています。従業員を引き付け、初年度の離職率を削減する戦略的オンボーディングプログラムを開発するための5つの重要なアイデアを以下に示します。

1.オンボーディングとオリエンテーションの違いを理解する。
オリエンテーションとオンボーディングは混同されがちですが、2つは異なります。オリエンテーションはイベントです。オンボーディングは旅です。戦略的オンボーディングは、人事部門が促進する全社的な取り組みです。オンボーディングは、従業員を潜在的なブランドアンバサダーと見なし、従業員が雇用を開始する前であっても、会社を代表して主張するための情報を提供します。

2.CEOおよび企業のリーダーシップを含める。
企業のリーダーシップは、企業の規模に関係なく、新規採用者と有意義な関係を持つ必要があります。新規採用者は企業のリーダーシップにアクセスできる必要があります。CEO、創設者、リーダーシップは、説得力のあるメッセージを送信して、組織がその才能を大切にしていることを強化できます。例として、NetflixのCEOはカジュアルな雰囲気の中で新規採用者に会い、TwitterのCEOは新規採用者と朝食をとります。

3.文化的統合を確実に行う。
一部の企業では、オフィス内に物理的なスペースを作成しており、従業員は1日数分間、仕事から離れて交流することができます。チームのメンバーが自分の仕事や同僚とのつながりを感じると、彼らは関与する可能性が高くなり、所属する必要性が満たされます。従業員を採用し、文化的な整合性と会社のビジョンと目的への強いつながりを確保することは、継続的なプロセスの一部です。

4.コーチまたはバディを割り当てる。
従業員が定期的に新しい従業員に会うようにバディを割り当てます。バディは、新入社員が聞いたり、体験したり、感じたりするための優れた「鏡」として機能し、暗黙的で不明確なルールをナビゲートするのに役立ちます。そして、うまくいけば、友情も育ちます。

5.テクノロジーを活用する。
新入社員が正式に入社する前であっても、新入社員と関わり、つながり続けることができる多くのテクノロジーソリューションがあります。そして、デジタルネイティブであるGen Zについて知って、企業は可能な限りテクノロジーを活用することを検討すべきです。対面で配信する必要のない情報(部門の概要、会社のポリシー、技術的なスキルトレーニングなど)を網羅するデジタルコンテンツを作成することをお勧めします。これにより、スタッフはより貴重な対面のやり取りに時間を割けるだけでなく、新しい従業員が必要に応じて戻って情報を参照できるようになります。

慎重に考え抜かれたオンボーディングプログラムを持つ組織が、フルタイムの従業員一人当たりの収入の60%の改善、顧客満足度で63%の改善、および50パーセント高い定着率を経験していることを我々は知っています。

最後までご覧頂きありがとうございました!!

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