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エンプロイー・エクスペリエンスを組織全体に広げるための5ステップ

オンボーディングよりも大きな概念になりますが、今日は「エンプロイー・エクスペリエンス」関連の記事を取り上げます。

■引用記事:
https://www.myhrfuture.com/blog/2020/1/22/five-steps-to-scale-employee-experience
(2020.1.23)

■タイトル
Five Steps to Scale Employee Experience

■記事要約:

・従業員の経験(EX)は、HRで最も大きなトピックであり、2020年にはさらに大きくなる予定だ。
・CHROの75%が「上位3つの優先事項」にEXを挙げている
・4人のCEOのうち3人がEXが企業の優先事項であると信じている
・TIピープル社は、EXを大規模な組織全体に拡大する5段階のモデル(下記)を開発した

1.エクスペリエンスベースラインを作成する
・EXが順調かどうかを把握するために、基準となるベースラインを作成する
・あまり凝ったものにせずシンプルに書く

2.ロードマップの作成と優先順位付け
・ロードマップと優先順位を組織とその戦略目標に合わせる必要がある

3.実証プロジェクトを実施する
・実際にテスト、改善を行う
・本当に重要な3~5のキーイベントを見つける
・このステップが特に重要である
・管理職、メンバー、人事などが関与しEXを再設計していく

4.プラットフォームを構築する
・プラットフォームの主な機能は「共有」「測定」の2つ

5.統合
・プラットフォームはEX推進の一つの要素に過ぎない
・プラットフォームはEX運用を行うアジャイルなチームがサポートする
・このチームには専門家も含めるのがミソだ
・機能横断的なチームの活躍なくしてEXの成功ナシ

まとめ
・組織におけるEX向上の取り組み拡大を狙うなら、「大きく考える」のと、POCなど「小さく始める」ことを忘れないでほしい
・そしてEXを反復しながら拡大することで組織の能力を高める必要がある


■所感

「オンボーディング(入社者の活躍、定着に向けた一連の取り組み)」にフォーカスした記事ではないですが、「オンボーディング」は「エンプロイー・エクスペリエンス(従業員体験=EX)」の一部でもあるため、この自習noteに加えました。

EXを向上させるための企業の取り組みについて、特に大企業のCHROを想定読者として書かれているようです。そのため、概念的な話が中心で、ちょっと分かりづらいかも知れません。

ただ、『エクスペリエンス・ベースラインを作成する』と言う点は、オンボーディングにも大いに参考になるでしょう。

採用した人が、いつ、どんな体験をするのが理想的なのか。ベースラインを引いておけば、それとの比較で現状が良いのか悪いのか客観的な判断がしやすくなります。

ベースラインというのも曖昧な表現ですが、おそらく、↓このように「いつ、どんな状態になってたらOK?」を言語化しておくと良いと思います。

キャプチャ

現状を正しく判断することが次の改善に繋がると思いますので、この記事にもある通り、あまり精緻に作成しようとは思わず、まずは手を動かして作ってみることから始めるのも良いかも知れません。実践あるのみです!

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2017年に離職リスク可視化ツール『HR OnBoard』を立ち上げて、それからずっと企画や販促をやっています。就職・転職者の早期離職をゼロにするために、「オンボーディング」という言葉を日本中に広めるのが目標です。40代、子供2人、奥さん1人。