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今週のヌヌメ読み 2018.10.08号

中小小売店でキャッシュレス。増税対策で還元検討。

消費税対策の一環として、中小小売店で商品購入時にキャッシュレス決済を使った消費者に対して、増税分の2%分をポイントとして還元する検討に入ったというニュース。

日本政府はキャッシュレス決済の普及率を2025年までに40%を目指しているので、キャッシュレスの普及率向上の政策だと私は考えています。消費税対策と言えば、一時的な対策(韓国のような所得控除などをしなくても)で済むし、納得が得やすいと政府は思っていそうですね。

「自動運転」に「MaaS」群がる企業、競争活発

2018年9月にルノー&日産&三菱連合はGoogleと提携することを発表していたが、これに続くようにホンダはGMと提携し、トヨタはソフトバンクGと合同会社を設立したニュース。

自動運転はもちろん、MaaSへの変化に対応できる企業だけが生き残れる時代はすぐそこまでやってきているのかもしれません。IT技術の進化はすさまじい。

本庶佑特別教授、ノーベル賞受賞

京都大の本庶佑特別教授が1日、ノーベル生理学・医学賞を受賞したというニュース。

小野薬品工業は本庶特別教授らの研究チームの成果を基に、20年以上もの時間と費用を要して、がん免疫薬「オプジーボ」を創製することができたそうです。しかし、日本の公的医療保険を維持するため、特別薬価引き下げなどによって、当初より70%以上も薬価が下がりました。

患者にとっては良いことなのかもしれませんが、日本では開発による恩恵が得られないばかりか、コスト回収も見込めず、高額の医薬品開発が行われなくなる日が来るのではないかと危惧するばかりです。臓器移植のように高額医療は海外にいかないと受けられない時代がやってくるかもしれません。


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