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映画ドラえもんの観直しレビュー Part.1

最近の Amazon Prime ビデオはドラえもん、名探偵コナン、ポケモンなど、シリーズごとに映画全作品をどんどん追加してきてすごい。
昔からドラえもんが好きなので、今はドラえもんの映画を毎日洗い物をする時に iPad Pro で流しながら見ている。
旧声優陣のドラえもん映画は 10 年くらい前にその当時まで観てなかったものも含めて全部観た。
毎週末に大学の同期 2,3 人が狭い我が家に集まり、ツタヤで映画ドラえもんの DVD をレンタルして制覇していったのだ。1 日に 2 本観る事もあった。

今回改めて観直していて今のところ 10 作品くらい観たのと、今公開中の映画も観たので 1 本ずつ浅めの感想を書いていこうかな。順番は不同。
1 記事 5 本くらいでシリーズ化して書いていこうと思う。

のび太の宇宙小戦争リトルスターウォーズ

現在公開中の「のび太の宇宙小戦争 2021」の元になった原作。
この映画はなんと言っても武田鉄矢氏の名曲「少年期」の歌が印象的過ぎる。新卒の頃に改めて聴いて、歌詞をもの凄く噛み締めた。
映画自体は小指ほどの小さい宇宙人パピくんと、その故郷ピリカ星を敵の手から助ける物語だけど、ドラえもん達もスモールライトで小さくなってしまっているので一筋縄ではいかないのである。
頭のキレるドラコルル長官を相手にしていると、のび太達はやはり子供なのだなと思わされる。
ちなみにオープニング映像では色んな有名映画のパロディーをやっており、その中にはキングコングや、もちろんスターウォーズもある。今なら版権の問題で作れないだろうなぁというオープニングになっている。

のび太の宇宙小戦争リトルスターウォーズ 2021

そんなわけで現在大ヒット上映中のリメイク版の宇宙小戦争!記事公開時では公開中の映画なのでもちろん Amazon Prime には無いんだけど、せっかく映画館に観に行ったので感想書く。
リメイクで一番変わったのは、新キャラであるパピくんのお姉さん、ピイナの登場だろう。
上映中なのであまりネタバレになるような事は避けるけど、他にも話しの展開がいくつか変わっているところはあるものの、概ねは原作を踏襲している。最初にスネ夫やジャイアン達が自作の宇宙戦争の映画を作ってるシーンは原作と結構変わってる。
パピくんの声優は朴ロ美さん。鋼の錬金術師のエドワードや、進撃の巨人のハンジなどを演じているので、声が凛々しいパピくんになったが、誠実で責任感を持つパピくんなので違和感はなかった。
ドラコルル長官の声は諏訪部順一さんなのでますます勝てる気がしない。笑
今の作画技術で見る宇宙小戦争も見応えあり。良いリメイクだったんじゃないかなと思う。

のび太の宇宙漂流記

久しぶりに観た旧ドラ映画の中でもこの映画はなかなか気に入っている。
藤子・F・不二雄先生が亡くなった後の作品だが、とてもワクワクする映画だ。全編通してのび太が頼もしいのが良い。
オープニングでお決まりの「ドラえも〜ん!」と叫ぶのがいつもののび太ではなかったりなどの新しい事もやっている。あと宇宙船とかのメカニックのデザインがとても良い。
宇宙小戦争でも宇宙での戦いはあったけど、あっちは戦車に乗っていた。今作はちゃんと宇宙船に乗って SF 的な戦いをしているのがとても良い。
エンディングを歌うのは SPEED で、ドラえもん映画で初めてスピード感のある J-POP 曲が採用されたのが当時時代の流れを感じたなぁ。
映画 20 周年記念作品としてエンディングムービーも過去の映画を振り返る事ができるエモい感じになってる。

のび太と夢幻三剣士

好きな夢を見る事ができるひみつ道具で、毎晩楽しい夢を見るのび太。この時点で羨ましさこの上ない。誰だって良い夢を見たい。
しずかちゃんが大半の時間を少年に扮しているという珍しい作品。でもお風呂シーンはしっかりある。
中盤にくるとドラえもんが夢と現実が入れ替わるボタンを押すという、今考えるととんでもない事をするなと思う。しかも最後まで見ると分かるけど、結局入れ替え直してなくない?大丈夫なのかなあれ。
剣士として冒険をするのび太達はなかなかカッコいい。ドラえもんは魔法使いドラモンとなるが、魔法がいまいちパッとしない結果になるのがドラえもんらしい。

のび太とブリキの迷宮ラビリンス

ゲストキャラクターの声優が皆口裕子さん。少年の役だけどとても良き。
この映画を観たことがある人はブリキンホテルの大迷宮に挑んでみたいと誰もが思った事だろう。
今回敵対する勢力はみんなオモチャだったりロボットだったりでかわいい。
ドラえもんが今回はメタメタに痛めつけられて、スクラップとして海に棄てられるというシーンは結構子供心ながらに衝撃だった気が。そんなドラえもんを直してくれるのはお馴染みのアイツ!
終盤のとあるシーンで出てくる糸巻きの歌はなぜあの歌が採用されたのだろう。
いーとーまきまき いーとーまきまき ひーいてひーいてトントントン…。


とりあえず 5 本。
旧ドラは昔にも全部観ているはずだけど、改めて観直してもドラえもんは面白いなぁ。
新ドラはそもそも未視聴のものが多く、今回は新ドラも全部観ていきたいと思っている。

Part.2

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