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Xデザイン学校の第1回 研修日記

Xデザイン学校の大阪分校の研修 第1回 を受けてきました。全部で 第10回 あります。1回目から濃い内容の研修になりましたので、忘れぬうち今回のまとめを残したいと思います。

UXデザインよりスケールUPしてるやん、サービスデザイン

今回の研修で個人的に響いたキーワードは「UXデザインは古い!」でした。
Xデザイン学校を受講する当初の目的は、UXデザイン手法を学ぶことだったので、講義の途中に、「UXデザインは古い!」と言われて、正直、度肝を抜かたと同時に、会社への報告どうしようと焦りました笑。

しかし、今回の講義を終えて、UXデザインをしているだけでは、大企業として生き残っていけないということがよくわかりました。

講義では、近年、デジタル化が急速に進んでいく中で成功している企業が紹介され、その多くが、「UXデザイン」による商品の使い勝手ではなく、「サービスデザイン」によるサービス全体を最適化したことによって成功しているということを紹介されました。
私が学ぼうとしていたUXデザインは、あくまで1商品を対象にしたものであって、大企業が生き残っていくためには、商品を含めた、サービス全体をデザインするサービスデザインの考え方が必要であることがわかりました。
そして、このサービスを最適化するために、プラットフォームを用いたビジネスを展開すること。
以上が今回の講義での学びでした。

プラットフォームとは

講義が終わった後にチームワークを行いました。チームワークでは、メンバーがそれぞれ知っているプラットフォームビジネスを出し合い、最も優秀なプラットフォームビジネスだと思うもの決定しました。
ワークを通して、「プラットフォームとは?」についてディスカッションが最も印象に残ったかつ、面白かったので出た意見を紹介します。


【プラットフォームと呼べる条件に関するチームメンバーの意見】
・なにかが民主化されていること
・B to B to Cになっていること
・何もしなくても、プラットフォームの製作者にお金が入ってくること
・ビッグデータ化されるような情報が集まっていること
・ユーザーからのデータがフィードバックされ、それらが次のサービスやビジネスに活かされていること

どの意見も納得できるもので、チームメンバーのそれぞれの考えを知ることができる貴重な時間でした。私は、「何もしなくてもプラットフォームの製作者にお金が入ってくること」を挙げましたが、チームメンバーの意見を聞いて、それだけではプラットフォームとは言えないと思いました。

特に、「何かが民主化されていること」はとても重要で、今までプロしかできなかったことを誰でもできるようにすること が良いプラットフォームの必須条件だと思いました。

全体を通して

第1回の研修をうけて、デザインすることに対する視野が1段UPしたなと感じました。業務上、1製品に対する設計や問題解決など目の前の「モノ」に対する視野しか持てていませんでしたが、研修を受けて1段上の「サービス」を念頭に置いた製品を開発できるようになりたいと思いました。
次回以降、サービスデザインとUXデザインがどう絡み合っているのかに注目しながら研修を受けていきたいと思います。


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