タイの「そこそこ頑張ればいい」の考え方が好き
死ぬほど頑張らなくて、いいじゃん。
タイで仕事を始めて、6ヶ月ちょっと。
タイ現地で長年活躍されている方からすれば、「ど素人」ですが、今は1日のほとんどの時間、タイ人の方と接しています。
そのような日々が続くと、
日本も、もっとこうなればいいのに。
と感じる時があります。
今回はその一部を押し付けるように共有したいと思います。
「マイペンライ=気にしない」の精神
かんさん、今日は帰っても良いんじゃないですか?
少なくとも、僕が出会ってきたタイの方は全然頑張らないんです。
肩の力を抜くのうまいんです。
僕がバリバリ仕事をしている隣でスマホとか平気で触っていますし、
(※マネジメント能力不足によるもの)
しまいには「どこのレストランのピザが好きですか?」って質問してくるし、とにかく気ままに生きている印象があります。
しかし彼らを見ていて思うんですよね。
「あれ、俺、なんでがんばってるんだろう」
頑張る目的が明確な人はそのまま努力し続けるべきだと思うし、僕も仕事が楽しいので、もっとこうしようと毎日頑張るのですが、友達の中には、「頑張る」という言葉に苦しんでいる人もいます。
「会社をすぐやめてはいけない」
「嫌いな人ともうまくやれ」
「文句言わず、やれ」
「途中で投げ出すの?」
「もう帰るの?」
「すぐに会社を辞めると良いことないよ」
「とにかく頑張れ」
「頑張れ」って日本ではすごく便利ですよね。
ちなみにタイでは「頑張れ」、全然使えません。
「休んでください」と言われると、すごい楽
日本人駐在員の方は、タイの方の国民性にすごい苦労しているのですが、人生という大きな視点で考えると彼らから学ぶものも多いなと思います。
自分もタイで一人残され、無意識に「しなければいけない」リストを作っていて、鬱っぽくなる時がよくあるのですが、タイの人と毎日話していると「え、人生そんなんでいいの!?」なんてことを思わされることがあります。
特にタイのスタッフから「今日は休んでください」と言ってくれると、すごい楽な気持ちになるんですよね。
責任感を持って人と接したり、物事を取り組むことは非常に良いことですが、あまり責任を強く感じすぎるのもよくないかなと、健康的に頑張ることが一番かもしれません。
なので友人が仕事や人間関係で苦しんでいる様子を見かけた際は、「頑張れ」ではなく、「大丈夫」「休んじゃえ」の方が、本人にとっては楽に感じるのではないかと思う、今日この頃でした。
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