【バンド紹介⑧】THE　バンドマン「My Hair is Bad」

こんにちは。今日もけんてぃnoteを開いて下さりありがとうございます。

全然関係ないんですけど、私、腕時計三つ持ってるんですよ。でも、今三つとも電池なくて時間とまっちゃってて。早く直さなきゃな―とか思いつつも、何か直したくない。時計って止まると使い物になんないけど、その止まったときのままでいてくれるから、何か良いんですよね。止まった時の記念みたいな。こんなこと言ってるマンガ、ありましたよね。何言ってんだろ、早く直そ。

さて、今日は8つ目のバンド紹介。今日は「My Hair is Bad」について紹介をしていきたいなと思います。

マイヘアと言えば「ブラジャー」ですよね、分かります。分からない人は「真赤」という曲を聞いてみて下さい。この曲は割とマイヘアの代表曲だと思います。リンク貼っときますね。

マイヘアって恋愛を歌った曲が多いと思うんですよ。それこそこの「真赤」とか。でも、マイヘアはそれだけじゃないんですね。私自身、マイヘアを深く知っている訳ではないのですが、その分、これからマイヘアを知ろうとしている方たちと似たような視点を持ってると思います。けんてぃ目線の紹介ではありますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです。

それでは行きましょう。

My Hair is Bad　とは

〇My Hair is Bad（マイヘアーイズバッド　愛称:マイヘア）

バンド名の由来は、結成当時ベースの山本の髪形が、格闘マンガ「グラップラー刃牙」の主人公、範馬刃牙のような髪型で、自分で「My Hair is Bad！！」と言っていたのがきっかけだそう。

〇新潟県上越市出身、3人組

〇今までに、　EP含む4枚のシングル、ミニ含む6枚のアルバムをリリース。2018年には日本武道館、2019年には横浜アリーナでライブを開催。今春にはさいたまスーパーアリーナでワンマンライブを開催予定であったが、コロナのため開催延期となった。

最初マイヘアを知った時、「なんだそのバンド名は」と思いました。3年前ぐらいですかね。そんなバンドが、ここまで有名になるとは思いませんでした。私と一緒に横アリのライブに行った友達は、結構昔からマイヘアのことを知っていたんですが、「ここまで大きくなったんだな」とぼそっと言ってました。ああ、何か、良い…。って思いました。

マイヘアは、恋愛の曲を歌うイメージが強いと思います。それで有名な曲が多いですからね。
確かに、マイヘアの恋愛の曲は、こう、うわぁ…って感じるものが多いです。いわゆる「エモい」。マイヘアのボーカルは「椎木智仁」と言うんですが、クリープのボーカルが「尾崎世界観」なら、マイヘアは「椎木世界観」です（？）。とにかく、椎木さんの世界観がすごい。全部が体験談ではないでしょうが、今までどんな恋愛してきたの？？？ってなります。

いくつか恋愛の曲を紹介しますね。

マイヘアの「恋愛曲」

ここでは、「うわっ！！！エモッ！！！！」ってなる曲をいくつか紹介しますね。私の個人的目線ですけど。

・恋人ができたんだ

この曲は、2016年に発売されたアルバム「woman's」に収録されている一曲です。

この曲は、一言で言えば、「元カレ、元カノに未練がある曲」です。似ている？曲で言えば、wacciの「別の人の彼女になったよ」ですかね。この曲の中で、「うわぁ、いい…」ってなった歌詞をいくつか紹介しますね。

恋は薄まって　でも愛はまだ残っているよ

別れる　と　離れる　は　似たようで違うみたいだ
僕らも二人と呼ばれてたね

どの記事でも言ってますが、歌って、聞く時の自分の状況と歌の状況が重なった時に「良い」って思うじゃないですか。この曲もそうで。なかなか限られてくるんですが、恋人と別れたばっかで未練が残ってるときに、新しい恋人ができた時にこれ聴くと、エモッ！！！！ってなります。今の恋人には失礼ですけどね。

でも、そのような状況に置かれてなくても、この歌詞の表現良くないですか？的確かつ上手い表現の仕方。
この曲はさらに、Aメロの部分で「君の調子はどう？」というフレーズを4回も使っているんですね。これも、「少しすかした感じだけど、そんなに気にするってことは、まだ未練が残っている」ということを上手く表現しているのかなと思います。

マイヘアは表現が上手いんですね。次紹介する曲も、あ、うまいなぁって思うところが多いです。

・元彼氏として/元彼女として

この曲は、「元彼氏として」は、2014年に発売されたアルバム「narimi」に、「元彼女としては」は、2017年に発売されたアルバム「mothers」に収録されています。

この曲の良いところは、ちゃんと「男」と「女」で感じる部分が違うことを音と歌詞で表現しているところですね。

まず「元彼氏として」。サビの歌詞を見てみると

思ってるよ　見てるよ　ずっと見てるよ　…
今は君の彼氏じゃない　でも今の奴とお似合いじゃない
何か騙されちゃってんじゃない　元、君の彼氏より

もう未練たらったらですね。本当に「男」って感じします。

でも、似たような題名でも、「元彼女として」の歌詞は全然違うんですね。

恋愛なんて疲れたの　もう何も信じないわ
…
daring 近寄らないで　もう貴方のじゃないから

一方女のほうは、「未練なんてさらさらない。もう次の恋愛してますから。」という感じ。
ちゃんと、「男」と「女」の違いを上手く表現している。まさに「これぞ男！！！！これぞ女！！！！！」って感じがします。

2つの違いは、歌詞だけでなく音からも伝わってきます。これは聴かなければ分からないのでぜひ聞いてみて下さい。「元彼氏として」は、なんかねっとりした感じ、「元彼女として」はきれいさっぱり忘れて楽な感じが伝わってくると思います。（ごめんなさい、「元彼女として」の動画はありませんでした）

なんか3曲とも失恋の曲になってしまったな…。マイヘアの恋愛曲は他にも良い曲めっちゃあるので、それは来週の「おススメ曲」で紹介しますね。

でもマイヘアはこれだけではないんです。確かに恋愛曲に重きを置かれがちですが、恋愛以外のことも歌った良い曲があるんですね。

マイヘアの「人生曲」

マイヘアって、ライブ行くと分かるんですけど、「THE　バンドマン」って感じするんですよ。確かに大きい会場でライブをするようにはなりましたが、小さいライブハウスが似合うバンドだなと個人的には思います。

その良いことも悪いこともあったバンド人生を踏まえて、「人生」について歌った歌がマイヘアにはあるんですね。それがまた良い。

・芝居

この曲は、2019年に発売されたアルバム「boys」に収録されている一曲です。

この曲も、いくつか歌詞を紹介しようかなと思ったんですけど、無理でした、要所要所に良い歌詞がありすぎる。紹介しきれない。

この曲は、冒頭の歌詞にもあるんですけど、人生を映画に例えて歌っているんですね。「台本の前のページには戻れない」だとか、「たまには今までを再生してみるけど、砂嵐で全然映らない」だとか。一個一個の表現がまた上手いんですね。

この曲はきっと、椎木さんの人生そのものを書いただけであって、以前紹介したUVERやブルエンみたいに、「あなたたちもこういう生き方しろ」とは言ってないと思うんですよ。ただバンドマンをやってる自分の人生を歌にしている、というだけ。これが余計に「THE　バンドマン！！！」って感じしません？？

誰に何を言いたいわけじゃない。誰に何を評価されたい訳じゃない。ただ自分のバンド人生を歌にして歌ってる。それだけ。

人の人生を見るのってなんか良いですよね。それが良いことばかりでも、悪いことばかりでも。頑張っていようとなかろうと。マイヘアが好かれる理由はここにあると思います。

他にも、マイヘアのライブの代表曲？として「フロムナウオン」とう曲があります。この曲のMCがまた「THE　バンドマン」って感じします。曖昧な表現ではありますが、見てみるとこの意味が分かると思います。リンクを貼っとくので是非見てみてください。
と思いましたが、期間限定配信だったみたいで公式の動画はなくなってました…。公式じゃなかったらいくつか挙がってるので、見てみて下さい。おススメは去年の京都大作戦の映像です。

バンドマン人生

この記事、「恋愛曲」と「人生曲」って分けましたけど、結局恋愛も人生ですよね。

マイヘアは自分たちの人生を必死に歌ってる。誰に響かなくとも必死で。そこがかっこ良い。マイヘアを見てると自分もバンドをしたくなります。

ぜひみなさんも、マイヘアのバンドマン人生に触れてみれ下さい。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。この記事が少しでも役にたったら、ぜひいいね、よろしくお願いいたします。

全然関係ないけど、マイヘアはグッズもおしゃれなんよね。