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未来の結果でしか分からないこと

先日、無事退院したので、noteの書き溜めも今回までです笑
そんな今回は入院中に理学療法士の方に言われた言葉がテーマです。


2022年夏、私は右膝前十字靭帯断裂と外側半月板断裂で手術をした。全治約8ヶ月。サッカーやスポーツをしていれば、よく聞く言葉だからどういう怪我かはなんとなく分かっていた。でも、まさか自分が?という気持ちだった。

術後は痛みで全く動かせず

オペ後からは必死にリハビリ。膝が伸びない曲がらない、サッカーどころか日常生活に戻れるのか?と思うほどだった。筋力回復はもちろん、体の動きなど本当にたくさんのリハビリとトレーニングを行った。そして2023年春、術後220日目に私は再び公式戦のピッチに戻った。

復帰したものの、体のバランスは想像以上に崩れており様々な所に痛みが出た。膝を庇うことでアキレス腱の辺りに負担がかかり、スパイクが履けないくらい腫れた。その時は重要な大会の期間中だったため、痛み止めなどの注射を病院で打ち、なんとか乗り越えた。(注射ってすごい!笑)

そして現在、膝の痛みが継続してあることから再度手術をし膝の状態を確認した。外側半月板が少し割れていた。現状、痛みが多少あってもプレーはできているため今回は縫合をしない選択をした。半月板を縫合すると再び半年以上リハビリを行う必要があり、恐らく来シーズンのほとんどをサッカーではなくリハビリに費やしてしまう。

仮にあと5年選手としてプレーするなら、半年をリハビリに費やして4年半気持ちよくプレーできた方がいいかもしれない。でも、リハビリをしても良くならない可能性もある。そうなった時に、半年をリハビリに費やす選択はできなかった。痛みと上手く付き合い、コンディションを整えてサッカーをしたい。もうサッカーから離れたくない。

この選択が正しかったのかは分からない。理学療法士の方にも、「治療効果は、未来の結果でしか分からない。だから今は自分の選択を信じるしかない。」と言われた。今は自分の選択を信じて、とにかくできることを積み重ねるのみ。と自分に言い聞かせながら平常心を保ちます。笑

リハビリ中も復帰して痛みがあっても、私は私なりに気丈に振舞っていた。いや、まあずっと無理に振舞っていたわけではないが…笑

でも、痛みで満足にプレーできない、庇ってしまって100%を出せない、100%を出すと別の怪我を誘発してしまう、感覚がズレて1歩目が遅れる。

痛みもストレス、うまくいかないこともストレス

結構苦しかった。サッカー自体を楽しめない時期もあった。それでも、周りの人の支えがあったから、そんな地獄のような状況をなんと乗り越えられたし、今は先を見て前向きになれている。

公式戦は終わり、チームは練習試合を残すのみ。来シーズンに向けての助走期間であり、今のメンバーで戦う最後の期間でもある。

世の中には未来の結果でしか
成果が分からないことの方が多くある。

だからこそ、今は後悔だけしないように
1日1日を大切に積み重ねよう。

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