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ミチビクのオフショア開発チーム紹介

1. はじめに

ミチビク株式会社では、国内の開発力をさらに強化し、グローバルな視野でのプロダクト開発を目指して、オフショア開発を積極的に取り入れています。特に、ベトナム・ハノイにあるワノソフト社とのラボ契約を通じて、日本のチームとベトナムのチームが一つとなり、技術の垣根を越えた共同作業を行っています。

ミチビクのオフショア開発チームは、新規機能の開発において中心的な役割を担っています。契約上は別会社としての立場ではありますが、私たちにとっては、国境を越えたワンチーム。同じ目標に向かって努力を重ね、プロダクトをより良い形へと進化させていくことが私たちのミッションです。

ブリッジエンジニアのアンさんを通じた日本語での円滑なコミュニケーション、GitHub上でのプルリクエストに対する日本語でのフィードバックは、チーム間の技術的な障壁を取り除き、より迅速で効率的な開発を可能にしています。

このような取り組みを通じて、ミチビクは、日本国内のみならず、オフショアのパートナーと共に、世界水準のサービス開発を目指しています。私たちは、日本チームもベトナムチームも、同じ志を持ち、同じ目標に向かって開発を進めている一体感を大切にしています。


2. チームの紹介

2-1 アンさん

プロフィール
アンさん - ブリッジエンジニア、プロジェクトマネジメント

ベトナム国家大学ハノイ校工科大学の情報工学部卒 を卒業しました。 フルスタックエンジニアとしてベトナムにて2年、日本で3年の開発経験があります。その時は主に、PHP、Ruby、Javascriptでの開発を行ってきました。2022年1月からブリッジエンジニアとして働いてます。ミチビクには2022年9月からブリッジエンジニアとして参加しています。

質問:
ミチビク社の文化や環境で、あなたが最も価値を感じる点は何ですか?

回答: 月次KPTが開催されており、自分の改善点がタイムリーに解決策と共に提供される点です。問題がある場合、日本メンバーが迅速にサポートをしてくれます。

質問: ミチビク社の成長や成功に貢献したと感じる経験を教えてください。

回答: 日本メンバーとスムーズにコミュニケーションを取れさせたことで、プロジェクトの進捗が保証されました。

質問: ミチビク社でのキャリア成長や学習機会についてどのように感じていますか?

回答: ミチビク社で【ほう・れん・そう】文化が学べ、自分のメンバーチームに適用しています。明確なプロフェッショナルなフローがあり、操作がスムーズに行えます。

質問: ミチビク社を外部の人々に紹介するとき、何を一番強調しますか?

回答: ミチビク社のメンバーはプロフェッショナルで、自分がアップグレードされる環境を探している方にとって最適です。新旧問わず、お互いに助け合っています。

2-2. ハイさん

プロフィール
ハイさん - フルスタックエンジニア

交通運輸大学の情報技術専攻をを卒業しました。高校3年生の時、情報技術クラブの主任を務め、同時にアートチームのリーダーも担当しました。大学2年の時からIT企業でインターンとして実際のプロジェクトに参加して働きました。Michibikuに参加する前、Node.js、Vue.jsなどのプロジェクトでいくつかのテクノロジーリーダーの経験がありました。ミチビクには2022年4月からフルスタックエンジニアとして参加しています。

質問: ミチビク社の文化や環境で、あなたが最も価値を感じる点は何ですか?

回答: メンバー間のサポート能力が非常に高いです。問題が発生した場合、いつでも助け合いの意志があります。

質問: ミチビク社の成長や成功に貢献したと感じる経験を教えてください。

回答: '責任の精神'を持って仕事に取り組み、それがミチビクの発展に貢献しています。

質問: ミチビク社でのキャリア成長や学習機会についてどのように感じていますか?

回答: 明確かつ透明な運営方法により、私の役割や他のメンバーの役割も明確にされ、将来の発展の基盤となります。

質問: ミチビク社を外部の人々に紹介するとき、何を一番強調しますか?

回答: 作業プロセスの科学性と厳格さ、および使用されている技術を強調します。

2-3. チャンさん

プロフィール
チャンさん - フルスタックエンジニア

ハノイ工科大学をを卒業しました。エンジニアとしての役割を果たしています。Michibikuに参加する前に、フルスタックエンジニアとしての1年半の経験があります。ミチビクには2022年8月からフルスタックエンジニアとして参加しています。

質問: ミチビク社の文化や環境で、あなたが最も価値を感じる点は何ですか?

回答: 真剣な労働環境、明確で科学的な作業プロセス、迅速かつ熱心なサポートです。

質問: ミチビク社の成長や成功に貢献したと感じる経験を教えてください。

回答: 詳細で具体的なフィードバックとレビューのおかげで、スキルが向上し、コードの品質を向上させ、ミチビクの業務を素早く、かつ機能の出力品質を確保しました。

質問: ミチビク社でのキャリア成長や学習機会についてどのように感じていますか?

回答: 多くの新しい技術やサービスに触れ、学びの機会を得ました。日本側からのコードレビューに対する熱心なサポートもあり、注意深さとコーディングスキルが向上しました。

質問: ミチビク社を外部の人々に紹介するとき、何を一番強調しますか?

回答: 科学的な作業プロセスと迅速な新しい技術やサービスの更新を強調します。新しい技術に対応する柔軟性があり、システムは常に最新です。

2-4. ロンさん

プロフィール
ロンさん - フルスタックエンジニア

ハノイ建設大学で情報技術をを卒業しました。ハノイ建設大学の学生向けに開発されたHUCE Studentソフトウェアの作者。Nodejs + Reactjsでの経験が4年あり、チャットボットプロジェクトや人事管理ソフトウェアのいくつかのプロジェクトに参加しています。ミチビクには2023年1月からフルスタックエンジニアとして参加しています。

質問: ミチビク社の文化や環境で、あなたが最も価値を感じる点は何ですか?

回答: 仕事に対する真剣さと丁寧さを感じます。分からないことがあれば、CTOや他のメンバーから熱心に指導してもらえます。

質問: ミチビク社の成長や成功に貢献したと感じる経験を教えてください。

回答: いつも割り当てられた仕事をきちんと仕上げるよう努めています。特にAIを使用した機能開発には、多くの新しい技術を学びました。

質問: ミチビク社でのキャリア成長や学習機会についてどのように感じていますか?

回答: 最先端の新しい技術を研究し、積極的に取り入れています。これにより、技術的なスキル向上の機会を得ています。

質問: ミチビク社を外部の人々に紹介するとき、何を一番強調しますか?

回答: ミチビクには非常に専門的で深い知識を持つ開発者チームがあり、常に新しい技術の適用に先駆けています。

2-5. ドゥックさん


プロフィール
ドゥックさん - フルスタックエンジニア

ハノイ国民経済大学 の情報工学部卒 を卒業しました。 大学1年の時からIT企業でインターンとして実際のプロジェクトに参加して働きました。2022年10月に「AWS Certified Solutions Architect」を取得しました。ミチビクには2023年3月からフルスタックエンジニアとして参加しています。

質問: ミチビク社の文化や環境で、あなたが最も価値を感じる点は何ですか?

回答: 皆が熱心にお互いのレビューを行い、サポートし合っています。プロフェッショナルレベルの向上を目指しています。

質問: ミチビク社の成長や成功に貢献したと感じる経験を教えてください。

回答: 常に課題を早く完了するよう努力し、厳格なプルリクエストのレビューを通じてスキルを向上させました。

質問: ミチビク社でのキャリア成長や学習機会についてどのように感じていますか?

回答: 周りの優れたメンバーとの協力により、レベルが向上し、新しい技術に触れる機会が豊富です。

質問: ミチビク社を外部の人々に紹介するとき、何を一番強調しますか?

回答: 素晴らしい作業プロセスと、使用している技術が常に最新である点を強調します。

3. プロジェクトハイライト

ミチビクのオフショア開発チームは、いくつかの重要プロジェクトに取り組み、顕著な成果を上げています。特に注目すべきプロジェクトは以下の通りです。

  1. 多言語対応プロジェクト: 大企業では外国籍の役員の方々がいらっしゃいますので、彼らがミチビクを使えるように多言語対応を進めています。現在は、英語の対応を進めていますが、将来は中国語の対応を進めています。

  2. 実効性評価アンケートの開発: 取締役会質の向上とサービスの質の維持を目的とした実効性評価アンケート機能を導入。このアンケートを通じて得られるフィードバックは、取締役会の改善の貴重な指標となっています。

  3. 音声書き起こし機能の導入: 取締役会の議論の内容をテキスト化する音声書き起こし機能を開発。この技術により、時間を節約しながらも、会議内容の正確な記録と共有が可能になりました。

  4. GPT-4を利用した議事録の自動生成: 最先端のAI技術を駆使して議事録を自動で生成する機能を開発。このプロジェクトは、会議後の作業負担を大幅に軽減し、効率的な文書管理を実現しました。

これらのプロジェクトは、さまざまな技術的挑戦を伴いました。多言語対応では、文化的なニュアンスを考慮した翻訳の精度が求められましたが、国際的な専門家チームとの協力により、この問題を克服しました。実効性評価アンケートでは、ユーザビリティとデータ収集のバランスを取ることが課題でしたが、直感的なUI設計と効率的なデータ処理技術の導入により解決しました。

音声書き起こし機能とGPT-4を利用した議事録の自動生成においては、自然言語処理技術の最適化と、プロンプトの最適化に大きな努力を注ぎました。特にGPT-4の導入では、精度の高い議事録生成を実現するために、継続的なモデルの調整と更新が必要でした。

これらのプロジェクトを通じて、ミチビクのオフショアチームは、技術的な難題に立ち向かい、革新的な解決策を見出すことで、会社のビジョン実現に貢献しています。これらの成果は、チームの卓越した技術力と、困難に立ち向かうたゆまぬ努力の証です。

4. オフショア開発の日常

開発者が毎朝に作業開始する前に、作成されたスケジュールに沿って自分のタスクを受け取り、タスクが完了したら、内部にレビュー行います。時々、日中にも急を要するタスクが発生し、それらは朝のデイリーミーティングに計画されないことがあります。例えば、QA環境でのバグに対処したり、本番環境でのhot-fixなど、私たちはこれらの緊急タスクを柔軟に処理し、優先的に取り組むよう心がけています。

ブリッジエンジニアと開発者のコミュニケーション方法について、毎日チーム全員がオフィスで集まり(リモートワークが必要な場合も可能)、関連する問題を直接相談して共に解決します。リモートの場合は、Google Meetを使用してデイリーレポートに参加したり、必要に応じて問題を相談したりします。

退勤する前に、開発者がブリッジエンジニアに進捗を報告して、ブリッジエンジニアがまとめて、お客様に報告します。

ブリッジエンジニアはお客様とコミュニケーションを取り、要件を分析し、Q&Aを行い、仕様とデザインに適合するかどうかを確認し、開発者と共に設計書を作成し、見積もりを作成します。もちろん、ブリッジエンジニアは開発者のタスクの進捗管理や品質管理も担当します。

昼休憩時間は12:00から13:30までの1時間30分です。皆さんは家から用意したお弁当を食べるか、外食を注文して食べます。その後、午後の作業を効果的に進めるためにエネルギーを充電するため自分の席で約1時間昼寝をします。

リモートワークの挑戦
リモートでお客様との作業をしているため、時々要件を正確に理解できていない問題が発生することがあります。例えば、顧客の期待に反した部分の展開などです。このような状況では、チームは緊急ミーティングを開いて原因を検討し、問題の深刻さを評価し、今後の対策を検討して、同じ問題が再発しないようにします。さらにお客様とのコミュニケーションを向上させるために、継続的な連絡して、コーディングを開始する前に割り当てられた要件を注意深く確認することです。

チームの結束
新しい機能が導入された場合、チームメンバーはコードの最適化方法や機能を明確にするためにミーティングを行います。この活動において、チームメンバーはお互いにサポートし合い、新しい機能を学習することができます。さらに、ストレスの勤務時間以外、おやつを提供し、たまに小さなパーティーを行います。

チームメンバーは、各自が担当するタスクを管理し、問題が発生した場合はミーティングを開催して解決策を協力して見つけるようにしています。

5. チームビルディングと文化

メンバーはいつも真剣に働き、仕事の中で互いに熱心にサポートしています。優れたメンバーは、尋ねられたときに若手メンバーを助ける準備ができています。また、要件理解が深いメンバーも、他のメンバーに問題を正しく理解するために説明に努めています。

ミチビクでは、多くの新機能が導入され、新しい技術が取り入れられています。これが、メンバーが自己を発展させる理想的な環境であり、実戦経験を積む機会でもあります。例えば、AI機能やAmazon Chimeを利用した相互通信機能など、価値のある経験を積む機会が豊富です。

チームの環境は自分の意見を自由に言わせてくれるので、チームのメンバーはいつも尊重されていると感じ、誤りがあった際に指摘されることもありますが、同時に適切な励ましもあるため、チーム全体がいつも良い雰囲気で協力し、チームの目標に向かって前進しています。

時間の経過とともに、厳格なレビューと、日本側のシニアエンジニアからの最適なコーディング方法の指摘により、各メンバーは明らかな成長を遂げました。スキルの向上だけでなく、注意深さも養われました。チーム内ではいつも協力し合い、お互いに助け合う雰囲気があり、それによりチームワークも初期の段階に比べて大幅に向上しました。全体のチームは今後もより一層の向上を目指して努力し続けています。

6. ワノソフトCEOトゥアンさんからのメッセージ

WanoSoftのCEOとして、この機会を借りてミチビクへの感謝の意と、将来への期待をお伝えいたします。

皆様の精緻なサービスと専念により、私たちは強力で信頼できるパートナーシップを構築してきました。この関係を維持し、発展させるためには、更なる協力と革新が必要です。

私たちは、今後もミチビクの発展に積極的に貢献していきたいと考えています。そのためには、新たな技術とイノベーションの導入が必要です。私たちは今後、AIソリューションを提供し、製品価値の向上や生産性の最適化に向けた提案を行っていきます。

私たちが築いているのはただの取引関係ではなく、お互いに利益をもたらすパートナーシップです。これからも緊密な協力を通じて、お互いの成長を促進していきたいと考えています。

今後も更なる発展と成功を共有していけることを楽しみにしております。

7. おわりに

ミチビク株式会社とワノソフト社のパートナーシップは、国内開発力の強化とグローバルな視野でのプロダクト開発を目指す上で、非常に重要な一歩です。双方のチームが一つになり、技術の垣根を越えた共同作業を行うことで、革新的なサービスの提供が可能となりました。このような協力関係は、今後の両社の発展においてさらに深まることが期待できます!

未来展望として、ミチビクとワノソフトのオフショアチームは、既存の成功を基盤として、更なる技術的挑戦に取り組み、新たな高みを目指していきます。特にAI技術の発展に伴い、より洗練されたソリューションの提供が可能となり、これは両社にとって大きな機会を提供します。

また、オフショアチームの日常業務における効率的なコミュニケーションやプロジェクト管理の方法は、リモートワークが一般化する現代において、他の企業にとっても参考になるモデルとなり得ます。このような効果的な協業体制は、今後もさらに洗練され、チームビルディングと文化の面でも両社間での共有と成長が促進されます。

未来に向けて、ミチビクとワノソフトは、技術の進歩と共に成長し、世界水準のサービス開発をしていきます。このパートナーシップが示す協力と革新の精神は、両社にとってだけでなく、業界全体にとっても新たな標準を設けることになるかもしれません。今後も更なる発展と成功を共に目指し、両社の関係がさらに強化されていくことを期待しています。

8. 連絡先

ミチビクのエンジニア採用ホームページ (michibiku.jp)

興味を持たれた方は、X(Twitter)でぜひDMをお願いします!



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