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2022年度グッドデザイン賞受賞「ナレッジワーク」におけるデザインのこだわり

ナレッジワーク デザイナーの小川(@dyki01)です。
2022年10月7日、ナレッジワークがグッドデザイン賞を受賞しました。ナレッジワークとしてデザインは重要視しているのでその価値を認めていただけたと思うと非常に嬉しいです。今回は受賞にあたってプロダクトデザインのこだわりについてお話しさせていただければと思います。

今回の受賞について

受賞にあたり、グッドデザイン賞の審査委員の方からコメントをいただいたので紹介します。

「属人的になりやすく、国際比較でもその生産性が課題とされる日本の営業は、働く人の満足度や人気も低い職種となっている。その課題解決に特化したソフトウェア。業務効率化だけではなく、営業人材の能力向上と組織での成果創出を支援するところまで踏み込む挑戦が評価された。今後の更なる進化と浸透を注視したい。」

▼2021年度グッドデザイン賞受賞紹介ページ
https://www.g-mark.org/award/describe/54430?token=uxwM8jy5qF

また、応募の一次審査の際にはデザインのこだわりポイントとして以下の3点をあげさせていただきました。

  1. コンセプト: 「仕事ができるようになる=イネーブルメント」を体系的に4つの領域に落とし込んだ。

  2. スピード: 社内ナレッジを発見/活用する時間を劇的に短縮する、新しいデータ構造を生み出した。

  3. シームレス: チャット、カレンダー、データ共有システム、顧客管理システムなどのツールを滑らかに連携。

今回はこの3つのポイントについて解説させていただきます。

コンセプト :4つのサービス領域を一貫したデザインで表現

 我々は、イネーブルメント(仕事における成果の創出・能力の向上)をコンセプトにサービスを展開しています。
 
仕事における成果・能力の向上には、やるべきことの明確化とできることの最大化が必要であり、ナレッジワークではイネーブルメントに必要な要素を4つに分解しています。
 
その4つの要素を、業務に必要なナレッジを届けるナレッジ領域、業務プロセスとナレッジを繋げるワーク領域、ナレッジを活用した学習を進めるラーニング領域、人のデータを活用して業務を変えるピープル領域と定義しました。

デザインにおいては、それぞれの領域が1サービスレベルのボリュームになることから、領域ごとに一貫した画面レイアウトを採用することで、どの領域を触っても迷わず操作できるように心がけました。

スピード:BtoCサービスのようなフラット型データ構造を採用

従来のクラウドストレージにおいてはピラミッド型データ構造が採用されており、幾重にも重なったフォルダをひたすら掘り進んだ結果、必要な資料を見つけられないといった体験をされていたり、関連するファイルが別のフォルダに入っていて合わせて見ることが難しかったりという課題がありました。
 
そこでナレッジワークはBtoCで多く見られるフラット型データ構造を採用し、一つのファイルに関連するものが関連ナレッジとして合わせて参照しやすくなったり、カテゴリーの絞り込みによって関連するナレッジを探しやすくなっています。
 
この構造はナレッジワーク創業当初からこだわっているポイントになります。

シームレス:様々なITツールとの連携を滑らかに

これまで営業の仕事に必要なアクションをバラバラなITツールで進める必要がありましたが、ナレッジワークではすべてのITツールを滑らかに連携し、営業に必要なアクションが1つのサービス内ですべて実現できます。
 
クラウドストレージやチャットツール、カレンダー、CRM/ SFAといったツールとの連携が容易、かつナレッジワークとシームレスに連携できるようデザインをしました。

 以上がナレッジワークにおけるデザインのこだわりとなります。

これ以外にも以前軽く紹介させていただいたガイドラインに記述ある内容でこだわっているポイントがあるのですが、そちらはまたの機会に紹介させていただきます。

ナレッジワークではこれからも「みんなが売れる営業になる」セールスイネーブルメントを実現していけるよう、デザインの力でよいプロダクトをみなさんのもとに届けていきたいなと思います。

ナレッジワークでは、絶賛採用活動も行っていますので、ご興味いただける方はぜひご応募ください。

まずは話を聞いてみたいという方も大歓迎ですので、その場合は下記カジュアル面談フォームよりご応募ください!


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