会計事務所ユーザーさんに聞いてみた!Manageboardで誰でも簡単に1年後のキャッシュ残高を予測する方法

会計事務所様とのパートナーシップについて


ナレッジラボはManageboardの展開を通じ、ミッションである「日本中の中小企業の経営インフラを変えていく」の実現を目指し、活動をしています。日本の事業者の多くは、会計事務所様が決算税務申告等を通じサポートされており、経営インフラという意味でとても重要な役割を担っていらっしゃいます。

ナレッジラボは会計事務所様をとても重要なパートナーと認識しており、会計事務所様がManageboardを活用し、顧問先様へ価値提供されるお手伝いをしています。


この事例では、弊社スタッフが会計事務所と伴走しサポートする中でお聞きした活用方法をご紹介します。Manageboardを導入された会計事務所様はもちろん、導入を検討されている会計事務所様もぜひ参考にしてください。

キャッシュが最重要!1年先のキャッシュフローを素早く予測


Manageboardでキャッシュフローを簡単に予測することができます。なぜ簡単に予測することができるのか?そのポイントは2つです。

■ API連携で簡単に会計データを取り込めること
■ PL見通しを作れば簡単にキャッシュフロー予測ができる

API連携で簡単に会計データを取り込む

ManageboardはAPI連携に対応しています。

ここでのAPI連携とは、端的にいうと会計ソフトとManageboardをWEB上で繋いでデータを流す仕組みを言います。ManageboardではAPI連携を一度設定すれば、ワンクリックで会計ソフトからデータを流しこむことができます。顧問先のキャッシュフローを予測したい場合にはその準備に必要な会計データのインポートが必要になりますが、API連携を使えばこれが簡単に可能です。なおAPI連携はマネーフォワードクラウド会計、確定申告、会計freee(法人)に対応しています。

PL見通しを作れば簡単にキャッシュフロー予測ができる


ManageboardはPL見通しを作成すれば、簡易的にキャッシュフローと予測ができます。ここで重要なのは「簡易的に」という点。キャッシュフローを細かく予測しようとすると、実はどこまでも細かく予測できてしまいます。精緻なキャッシュフロー予測を作ることが目的ではありません。重要なのは先1年の見通しを作ることを通じて、次の具体的なアクションを考えること。細かく作る意識が強いと失敗します。

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上記はManageboardの簡易キャッシュフロー作成(キャッシュフローの予測)画面です。この画面で先のキャッシュフローが増加していないと、一般的な経営者は危機感を持つのではないでしょうか。この画面では月末現預金残高となっており資金ショートしています。危機的な状況です。

顧問先が目の前のことに一生懸命で、このまま頑張ってみても、1年後のキャッシュが増えていない状況というのは厳しい状況だと思います。顧問先が頭の中で考えていることを数字に落とし込んで、1年後のキャッシュを見てもらうことが重要です。

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Manageboardでのキャッシュフロー予測は、月別で行いますが、将来12か月の月別予算を作成する機能があります。上記のデータは3月決算ですが、決算月を超えて、10月までキャッシュフロー予測をしています。期末月間際で予測するときもこのように決算月をまたいで、一つの画面で予測することができます。

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PL予測を行う時の下準備で有効なのは、ワンクリックシミュレーション。これは、予算の値を年間平均や前月の数字などでシミュレーションできる機能です。顧問先とディスカッションする前に、ざっくり仮で設定しておいて、売上や原価など金額影響が大きい項目を中心に詰めていきます。

ここで重要なのは細かくやりすぎないこと。よくある間違いは、勘定科目ごとに毎月の予算の値のディスカッションを始めてしまうことです。例えば、「9月の通信費の予算は、10月の通信費の予算は、、、」など細かい数字の積み上げで予算を作ると失敗します。最初に仮組をしておいて、金額的な重要性が大きい物のみきっちり詰めることがポイントです。

今回は会計事務所様の声の一部をお届けしました。次回もお楽しみに!

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