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【メンバーに聞いてみた】すべての事業者のお金の不安を取り除く!常に試行錯誤を続け、そのノウハウを同業に積極的に開示する税理士法人ナレッジラボ代表の想い

本日のメンバーインタビューは税理士法人ナレッジラボ代表 大道にインタビューを実施しました!ナレッジラボのMissionと共通することはあるのですが、税理士法人ナレッジラボの立場として、業務内容やスタッフに伝えていることなどをお話頂いてます!

大道智之
税理士法人ナレッジラボ 代表社員大手税理士法人で中堅・大企業の税務顧問、事業承継案件の実務に従事。
現在は、税務部門の責任者としてクラウド会計を中心に中小企業が使えるクラウドツールを幅広い企業に提案・導入しながらクラウドに特化した税理士として、多くの中小企業をサポートしている。

税理士法人ナレッジラボのMission

ー税理士法人ナレッジラボではどのような想いを持って業務を行っていらっしゃいますか?

大道:税理士法人ナレッジラボでは株式会社ナレッジラボのMission「日本中の中小企業の経営インフラを変えていく」 という前提を設けた上で、「すべての事業者のお金の不安を取り除く」というMissionでやっています。

基本的には「お金の不安を取り除く」 ということを付加価値に設定して、お客様にサービスを提供しています。なので「その判断軸がブレていなかったら、私への事前許可は必要なく、きちんと採算管理をした上でサービスを提供しても良いですよ」という風にメンバーには伝えています。

納税もキャッシュアウトの一部に過ぎないので、事業に係るキャッシュイン・キャッシュアウトを把握して、1年後の資金繰りに問題は生じないか、必要な投資が問題なくできるかという点に重きを置いてお客様に価値提供していく。その手段としてManageboardを活用しています。全てのお客様にManageboardを活用しサービス提供出来ているかというと出来ていないので、まだまだ改善の余地はあるんですけれども、 抽象的な言葉になりますが、事業者の方に「安心」を提供したいという想いを一番大事にしています


ー 特にコロナ禍でお客様に安心を提供していくことはとても重要ですね。この先、ナレッジラボグループとしてどんどん大きくなっていくと思いますが、その想いは変わらないということでしょうか。

大道:そうですね。税理士法人ナレッジラボのMissionが「すべての事業者のお金の不安を取り除く」。「 誰に」というと「すべての事業者」が対象なんですよね。税理士法人のお客様だけではないんです。

お客様への価値提供の形というのは時代によって変わっていきます。昔は申告書を作成するのが価値の一つだったと思うんですけれども、今は事業者の方にはそういうところになかなか価値を感じてもらいにくいです。なので価値提供というのを常に意識して、お客様が求められているものを「いつ、どういう風に提供するか」というところのノウハウは横展開できると思っています。自社に関わる人だけではなく、 Manageboardにそのノウハウを還元、フィードバックして、システムを通して会計事務所とか一般企業のユーザーさんに利用いただくことで、お金の不安を取り除けたらこんなに嬉しいことはないなと思っていますね。


ー税理士法人ナレッジラボのクライアントに限定せず、Manageboardを通じて、すべての事業者に価値提供していくということですね。それは株式会社ナレッジラボの考え方と似ているところがあるということでしょうか。

大道:そうですね。税理士法人もナレッジラボなので、基本は「 経営インフラを変えていく」 というところをデリバリーしていく。Manageboardはあくまで手段だと思っているので、中小企業とか起業したての方に対して、そこをいかに価値としてお客様に落とし込んでいけるかは重要です。「こういう情報を提供する」とか、「こういうゴールを明示してあげる」というところを、Manageboardを通して提供する。そういう意味では株式会社ナレッジラボの「経営インフラを変えていく」というMissionも共通のMissionとして認識はしています。


同業に対し、自社ノウハウを積極的にオープン

ー税理士法人ナレッジラボはManageboardユーザーからもすごく注目度が高いと思うんですね。 その辺りで意識されているところはありますか?

大道:僕はまだまだだと思っていて、注目度が高いというのは意識したことがないですね。

積極的にメンバーには、「自社のノウハウや個人的なノウハウを含めてクローズドで運用することはやめていきたいよね」と言っています。 自分で「ノウハウは積極的に社内外で発信していこう」というところは文化として根付かせていきたいなと思っています。ナレッジラボとして培ったノウハウというのは、システムを通してという側面もありますけど、うまく行かないことを共有して「一緒にそこをやっていきません?」と、そういう寄り添い方もあるのかなと。

私自身、他の事務所の事例を聞いていてもすごくうまくいっている事例では前提が違ったりするので、あまり参考にしにくくて。「こういう悩みがあって今試行錯誤してるんです」というチャレンジの過程をお伝えすると「ちょっと我々もやってみようかな」と思って頂ける。そういうところで「お金の不安を取り除く」というMission達成に役立てればいいなと思っています。「注目されているからこうしなあかん」という意識はしてなくて、 あくまでお客さんへの価値提供というのをすごく意識したいと思っていますね。


ー情報をオープンするというのはすごく重要ですよね。一般的な会計事務所はノウハウをあまり外に出さないと思うので、すごく誇れるところかなと思うのですが。

大道:でも情報の開示というのは難しいです。守秘義務が求められる会計事務所が持つ情報の重要さというのは当然にあるので個社特定されるなどの情報を開示しすぎるのまずいです。なのでその辺のバランスは意識していますね。

僕は他の会計事務所さんとのランチミーティングや情報交換の場に参加させていただくことがよくあります。そこでの話題は「会計事務所クラウド化に向けて取り組むときの悩み」とかです。「こういうところを意識しました」とか、「オフラインのコミュニケーションでは今こういう分析をしていて、こういう結果が出てきているんですよ」とか、赤裸々に話しています。分析過程のデータを見て「こうしていきたいですよね」とか、夢を語るじゃないですけれども、 そういうコミュニケーションがすごく楽しいですよね。


ー税理士法人の今を見てもらって、同じ志を持っている同士と語り合っている感じに見えます。オフラインだからこそ話せることもあるので、これからいろいろしていきたいですよね。

大道:そうですね。いろんな会計事務所さんとコミュニケーションを取って盛り上げていきたいなと思っていますね。

5月、6月ぐらいまで繁忙期なんですけれども、その後は税理士試験で、それが終わった後に別の会計事務所さんの職員同士で「お疲れパーティーと交流会やりましょうか」とか「事務所合同で合宿しましょう」というお話もあったりします(笑)
事務所を越えて横断的に「今こういう悩みありませんか」という話をしたり、そういうのはもっと促進してもいいんじゃないかと思いますね。
所長同士だけじゃなくて職員同士でもコミュニケーションを取ったり、そういう取り組みは企画していますね。

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(コロナ前の職員たちとの打ち合わせの様子)


ー事務所を超えて職員同士がコミュニケーションは取っているケースはあまり見ないです。

大道:そうですね。 刺激になればと思いますし、隣の芝が青く見えることもあると思います。一長一短あると思うんですけれども、そういうところも含めてオープンにしていけたらなと思っています。うちもなかなか働きがいがあるんだぞということを伝えていきたいですね。


税理士法人ナレッジラボで活躍できる人材とは

ーいろんな施策をお考えだと思うのですけれども、 将来的に税理士法人ナレッジラボに来て欲しい人材像はありますか。

大道:税理士法人ナレッジラボを大きくしようとは思うんですけど、僕が結構職人タイプで、マネジメントがそんなに得意じゃないと思っているんですよね(試行錯誤してます)。 なので品質の部分は僕がカバーできると思っているので、部長とか次期社員候補みたいな方は、コミュニケーションを取って組織を一緒に作っていけるような方が入らないと大きくならないと思っていますね。自分も手を動かしながらマネジメントも一緒にやっていきたいという意思のある方に来ていただけたらありがたいなと思っています。


ー株式会社ナレッジラボだと3年後に100人というハイペースの採用を見据えているのですが、税理士法人ナレッジラボの場合はマネジメントできる方が入ってゆっくり成長していくという感じでしょうか。

大道:そうですね。めちゃくちゃ急拡大するというつもりはなく、その辺りは僕の度量になっちゃうかもしれないですけど、きちっとお客様に価値提供して着実に大きく成長していけたらと思っています。なのでしっかりと我々が提供したい価値をご理解してくださるお客様と向き合いながら、二人三脚で成長していくというのが理想かなと考えています。


税理士法人ナレッジラボは事務所の垣根を超えてノウハウを発信していきたいというオープンな考えを持っています。また、株式会社ナレッジラボのMissionを根底に、「すべての事業者のお金の不安を取り除く」という独自のMissionを持ち、これからも事業を推進させていきます。


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