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#メンバーnote

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ナレッジラボメンバーが個人で発信しているnote記事をまとめています。
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記事一覧

経営管理の課題は思ったよりも深い

こんにちは、ナレッジラボCEOの国見です。 当社では、6つのカルチャーを定めていて、その中に 顧客の本質的な成功にフォーカスする というものがあります。 お客様の本質的な成功とは、目の前の問題点だけを解決した状態ではなく、気づいていない根本的な課題が解決された状態だと捉えており、表面上の課題だけでなく、お客様が気づいていない根本課題を追求し、解決策を提供することで本質的な課題の解決まで支援するという当社のカルチャーを表したものです。 なぜこのようなカルチャーが生まれた

ナレッジラボにとってのカルチャー

ナレッジラボらしさって何? こんにちは、ナレッジラボCEOの国見です。 ナレッジラボは2013年に創業し、最初の5年はコンサルティング事業だけでやってきましたが、2018年からSaaS事業を開始したり、バックオフィスDX支援事業を立ち上げたり、創業から今に至るまで、何度も事業内容や組織が変化してきました。 創業から事業内容は大きく変わり、メンバー数も大きく増加し、創業当初と比べると個性豊かで多様なバックグラウンドを持ったメンバーにたくさんジョインしていただく中で、組織と

中小企業の部門設計の最適解を考えよう

こんにちは!株式会社ナレッジラボの小野と申します。 私のnoteでは、特に中小企業の管理会計のマニアックな論点を取り上げているのですが、今回は部門設計について考えてみたいと思います。 (過去のnoteはこちら!) 複数事業を営んでいたり、複数店舗を展開している中小企業は、いわゆる「部門別会計」を採用し、部門ごとの売上や損益を把握しています。 部門別会計を採用することにより、部門単位の会社への業績貢献を可視化することができ、部門責任者への報酬の決定や、業績が悪い部門への

Manageboardパートナーコミュニティ TO_THANの 第1回ミートアップ@大阪を開催しました!

こんにちは! ナレッジラボのカスタマーリレーション推進室のヤスタニです。 このたび、ManageboardパートナーコミュニティTO _THANの第1回ミートアップ@大阪を開催しましたので、当日の様子をレポートいたします! 立ち上げ背景・コミュニティ設立に込めた想いについての記事はこちら! TO_THANは、Manageboardを通じて、会計事務所同士で知見を共有していただいたり、横のつながりを作っていただくことを目的として設立しました。 今回は新型コロナ感染拡大防止

Manageboardのパートナーコミュニティ「TO_THAN(トザン)」を立ち上げました!

こんにちは! 株式会社ナレッジラボ カスタマ―リレーション推進室の保谷です! ナレッジラボのミッションは「日本中の中小企業の経営インフラを変えていく」であり、 中小企業含む顧問先様を全力でサポートされている会計事務所様を、とても重要な「パートナー」であると認識しています。 この度は、そんな「パートナー」である会計事務所様の役にもっと立ちたい!Manageboardを活用し、顧問先様への提供価値を上げるための手助けをもっとしたい!という気持ちから、 Manageboradの

Manageboard2.0アドバイザープランリリースに際し、代表国見をはじめ、メンバーがnoteをまとめました

Manageboard2.0はこれまで一般事業者の方に機能提供してきました。 この度、士業事務所・コンサルタントの皆さま向けのプランである、アドバイザープランをリリースしました! アドバイザープランリリースに際し、代表取締役CEOの国見、カスタマーリレーション推進室 室長の高木がアドバイザープランについての想いをnoteにまとめています。 当社はManageboardのリリース当初から、士業事務所・コンサルタントの方には多くの貴重なアドバイスを頂き、大変お世話になってきま

会計事務所の皆さまと新しい経営管理の体験を創る

こんにちは、ナレッジラボCEOの国見です。 Manageboard2.0も新しい経営管理の体験を提供したいという想いのもとでさまざまなアップデートを重ねてきました。 2021年6月30日にいよいよManageboard2.0でも現行Manageboardの会計事務所さまにご活用いただけるアドバイザープランをリリースすることができました。 今回は、アドバイザープランをリリースするに至った背景や想いについて書いてみたいと思います。 「経営を会計の力で変えたい」から始まった

アドバイザーの皆さまと一緒に歩む!Manageboardアドバイザープラン、始まります

■ 自己紹介 こんにちは! 株式会社ナレッジラボ、Manageboard事業部のカスタマ―リレーション推進室の室長高木です! カスタマーリレーション推進室は主にこのような業務をしています。 以前noteでアップした自己紹介はこちらです 本当に幅広く業務を行っています。 「社内外のリレーション作りで、他の事業部がやっていない業務の全て」を管轄しているイメージです。 また、同時に私は税理士でもあります。 最初は会計事務所に就職。その後上場企業のメーカー2社で原価計算や予算

「失敗を語ろう。」 ナレッジラボ 国見 編

こんにちは、ナレッジラボCEOの国見です。 失敗を語ろうシリーズ、HIRAC FAUND古橋さん、R&AC花松さん、 マネーフォワードベトナム都築さん、スマートキャンプ林さん、クラビス菅藤さんからのバトンを受けて私の番が回ってきました。 私もナレッジラボを2013年に創業して以来、いろんな失敗をしてきましたが、今回は2016年にナレッジラボが大きな方向転換をしたときの経験を書いてみたいと思います。 ナレッジラボは創業してからしばらくの間、事業再生コンサルティングを主軸と

なぜキャッシュはショートするのか

こんにちは、ナレッジラボCEOの国見です。 やりたいことに対してキャッシュが十分にあるという会社ってほとんどないですよね。多くの会社が限られたキャッシュをいかにうまく使って事業を回していくか、という課題と常に付き合っているんじゃないかと思います。 この課題と付き合っているにもかかわらず、ベンチャー企業であっても業歴が長い会社であっても資金が足りなくなってしまって事業継続が危うくなる会社を多く見てきました。 いろいろな要因があるのですが、キャッシュがショートしてしまった会

売上高に補助科目は必要?予算管理ベンダーが考える中小企業の理想的な補助科目運用

こんにちは!株式会社ナレッジラボの小野と申します。 多くの中小企業は補助科目を利用して記帳・集計を行っています。補助科目は、勘定科目より小さい単位での残高管理・分析の場面で非常に役に立つ一方、補助科目を細かく設定しすぎたり、表記揺れによる同じ補助科目の二重設定が生じたりするなど、運用を工夫しないと、逆に管理コストがかかってしまいます。 今回は、補助科目に焦点をあてて、中小企業の理想的な補助科目の運用方法について考えてみたいと思います。 なぜ補助科目を使うのか補助科目は、

公認会計士がゼロからSaaSを作った話

こんにちは、ナレッジラボCEOの国見です。 ナレッジラボではManageboardというSaaSを提供していますが、このサービスは構想段階から一貫して社内メンバーのみで作ってきたものになります。 でも創業当初からSaaS開発をやっていたわけではなく、社内で試行錯誤を繰り返しながら作り上げたものになります。 作り出した当初、僕はエンジニアではなく公認会計士としてのキャリアしかなかったのですが、2016年にWEBサービス立ち上げ構想を企て、2017年からSaaSプロダクト開発に

これからの会計事務所は顧問先の予算管理とどう向き合っていくべきか?

こんにちは!株式会社ナレッジラボの小野と申します。 ナレッジラボが開発・運営するクラウド予算管理ツール「Manageboard」は、一般企業のお客様はもちろん、多くの税理士法人や会計事務所、コンサンルティング企業(このnoteでは、これらを総称して「会計事務所」といいます。)のお客様にもご利用いただいています。 一般企業の場合、当然ながら自社の予算管理にManageboardをご利用いただいているのですが、会計事務所の場合は、その顧問先の予算管理にManageboardを

会計事務所と上手なお付き合いをするための4つの具体的な方法

こんにちは! カスタマーリレーション推進室の高木です! 今回は会計事務所との上手なお付き合いの方法を解説してみます。 コロナ禍で会計事務所を味方につければ、とても頼もしい存在になります。 少しでも参考になれば幸いです。 契約書を作成する 最初にいきなり基本的なことですが、契約にあたっては契約書を作成しましょう。 これって当然のことですが、会計事務所によっては契約書を作成しないところもまだまだ多いと思われます。 会計事務所とは一緒に事業を進めていくための協働関係を築く必要