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#メンバーnote

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ナレッジラボメンバーが個人で発信しているnote記事をまとめています。
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記事一覧

管理会計で戦略を育てる(後編)

前回、戦略と管理会計は表裏一体だというお話をしましたが、今回はもう少し踏み込んだ具体的な経営管理プロセスに焦点を当てたお話をしたいと思います。 戦略を3つのフェーズ(戦略立案、戦略実行、戦略分析)に分けて、この3つのフェーズがそれぞれ管理会計プロセスと裏表の関係になって、戦略は方向性ややること/やらないこと、セグメンテーションなどを決めながら、対応する管理会計プロセスが戦略の定量目標や進捗状況の把握、結果としての業績インパクトを示すことで、戦略のフィードバックという一連の仮

管理会計で戦略を育てる(前編)

気づけば戦略が見えなくなっていませんか?戦略を考え、計画に落として実行しようと準備しても、毎日いろいろなことが起こる中でいつの間にか当初の計画や戦略がどこかにいってしまう。経営メンバーだけじゃなく、マネジャーやスタッフまでもが計画や数字を意識して動いて欲しいけど、日々忙しく過ごしていると意識が弱くなってしまってその場その場での対応になってしまう。 戦略や計画を常に意識しながら実行する、計画と実際の差分を把握しながら何が足りないのか考える、必要に応じて戦略や計画をアップデート

20代後半、プロダクトマネージャーの転職後の半年間を振り返ってみた

こんにちは! 株式会社ナレッジラボでPdM(プロダクトマネージャー)をしている矢吹です。 前回のnoteでは自己紹介をしたので、今回はもっと業務に寄った話をしたく、私がナレッジラボに入社してからの半年間を振り返ってようと思います。(あれ、もう半年??) ナレッジラボのPdMやナレッジラボという会社自体に興味がある方のみならず、PdMを目指している方やスクラム開発に関わる方にも是非読んでいただけますと幸いです! ナレッジラボについてまずは少しだけ、私が働くナレッジラボにつ

【入社エントリー】メガベンチャー・ドベンチャーを渡り歩いた結果たどり着いた関西スタートアップ

こんにちわ。株式会社ナレッジラボ(マネーフォワードグループ)の採用責任者の横山と申します。 数々の企業を渡り歩いて、齢43歳にしてたどり着いた現職「ナレッジラボ」についてを本日は語りたいと思います。 1:私は何者か私の経歴をお伝えすると、大卒1社目は半導体のメーカーで提案型営業を経験したあと、香港と中国深圳の海外駐在員として現地のメンバーをマネジメントしながら日系企業をお客様として奮闘した20代。退職した後、世界一周旅行をバックパッカーで旅したあと、日本に帰国して転職活動

【自己紹介】ゲームプランナーから予実管理SaaSのプロダクトマネージャーになるまで

こんにちは! 株式会社ナレッジラボでPdM(プロダクトマネージャー)をしている矢吹です。 このnoteでは、PdMとして働く私の自己紹介や、なぜナレッジラボにジョインしたのか、そして今後の目標についてまとめています。 このnoteを通して、ナレッジラボに興味を持ってくれる方が増えれば幸いです。 自己紹介食欲旺盛な26歳(男)です。 まず簡単に、私を構成する3大要素について紹介いたします。 「バスケットボール」 365日、バスケの試合を見ない日はないくらい、バスケが好

自己紹介 | 税理士からカスタマーサクセス、そしてプロダクトマネージャーへ

こんにちは!株式会社ナレッジラボでManageboardのプロダクトマネージャー兼プロダクトオーナーを務めている小野です。 今回は、自己紹介的に私のこれまでのキャリアについて紹介します。 ※いわゆる自己紹介noteです! Granty PMさんのインタビュー記事はこちらからご覧いただけます! https://pm-notes.com/pdm-voice-37/ 簡単な自己紹介PdM歴:2022年12月~現在 最終学歴:筑波大学大学院ビジネス科学研究科(修士) 資格:税理士

日米企業の戦略実行力の違いについて考えてみる

失われた30年の日本企業と強い米国企業過去30年間で日本経済と米国経済の差は大きく広がったと言われています。次のグラフはIMFが発表した1990年からの名目GDPの推移です。 米国の名目GDPは1990年から比べると4倍以上となっていますが、日本は同じ期間でほぼ横ばいとなっています。 過去30年の間に、米国は2008年のリーマン・ショックと2020年のコロナ禍によって、マイナス成長はあったものの、この2年間を除くと順調に成長を続けてきました。特に近年の経済成長は非常に強く、

経営管理の課題は思ったよりも深い

こんにちは、ナレッジラボCEOの国見です。 当社では、6つのカルチャーを定めていて、その中に 顧客の本質的な成功にフォーカスする というものがあります。 お客様の本質的な成功とは、目の前の問題点だけを解決した状態ではなく、気づいていない根本的な課題が解決された状態だと捉えており、表面上の課題だけでなく、お客様が気づいていない根本課題を追求し、解決策を提供することで本質的な課題の解決まで支援するという当社のカルチャーを表したものです。 なぜこのようなカルチャーが生まれた

ナレッジラボにとってのカルチャー

ナレッジラボらしさって何? こんにちは、ナレッジラボCEOの国見です。 ナレッジラボは2013年に創業し、最初の5年はコンサルティング事業だけでやってきましたが、2018年からSaaS事業を開始したり、バックオフィスDX支援事業を立ち上げたり、創業から今に至るまで、何度も事業内容や組織が変化してきました。 創業から事業内容は大きく変わり、メンバー数も大きく増加し、創業当初と比べると個性豊かで多様なバックグラウンドを持ったメンバーにたくさんジョインしていただく中で、組織と

中小企業の部門設計の最適解を考えよう

こんにちは!株式会社ナレッジラボの小野と申します。 私のnoteでは、特に中小企業の管理会計のマニアックな論点を取り上げているのですが、今回は部門設計について考えてみたいと思います。 (過去のnoteはこちら!) 複数事業を営んでいたり、複数店舗を展開している中小企業は、いわゆる「部門別会計」を採用し、部門ごとの売上や損益を把握しています。 部門別会計を採用することにより、部門単位の会社への業績貢献を可視化することができ、部門責任者への報酬の決定や、業績が悪い部門への

Manageboardパートナーコミュニティ TO_THANの 第1回ミートアップ@大阪を開催しました!

こんにちは! ナレッジラボのカスタマーリレーション推進室のヤスタニです。 このたび、ManageboardパートナーコミュニティTO _THANの第1回ミートアップ@大阪を開催しましたので、当日の様子をレポートいたします! 立ち上げ背景・コミュニティ設立に込めた想いについての記事はこちら! TO_THANは、Manageboardを通じて、会計事務所同士で知見を共有していただいたり、横のつながりを作っていただくことを目的として設立しました。 今回は新型コロナ感染拡大防止

Manageboardのパートナーコミュニティ「TO_THAN(トザン)」を立ち上げました!

こんにちは! 株式会社ナレッジラボ カスタマ―リレーション推進室の保谷です! ナレッジラボのミッションは「日本中の中小企業の経営インフラを変えていく」であり、 中小企業含む顧問先様を全力でサポートされている会計事務所様を、とても重要な「パートナー」であると認識しています。 この度は、そんな「パートナー」である会計事務所様の役にもっと立ちたい!Manageboardを活用し、顧問先様への提供価値を上げるための手助けをもっとしたい!という気持ちから、 Manageboradの

Manageboard2.0アドバイザープランリリースに際し、代表国見をはじめ、メンバーがnoteをまとめました

Manageboard2.0はこれまで一般事業者の方に機能提供してきました。 この度、士業事務所・コンサルタントの皆さま向けのプランである、アドバイザープランをリリースしました! アドバイザープランリリースに際し、代表取締役CEOの国見、カスタマーリレーション推進室 室長の高木がアドバイザープランについての想いをnoteにまとめています。 当社はManageboardのリリース当初から、士業事務所・コンサルタントの方には多くの貴重なアドバイスを頂き、大変お世話になってきま

会計事務所の皆さまと新しい経営管理の体験を創る

こんにちは、ナレッジラボCEOの国見です。 Manageboard2.0も新しい経営管理の体験を提供したいという想いのもとでさまざまなアップデートを重ねてきました。 2021年6月30日にいよいよManageboard2.0でも現行Manageboardの会計事務所さまにご活用いただけるアドバイザープランをリリースすることができました。 今回は、アドバイザープランをリリースするに至った背景や想いについて書いてみたいと思います。 「経営を会計の力で変えたい」から始まった