2周年記念トレーニングジム徹底解析 その4(2) やっぱりみんな胸が好き
はじめに、トップ写真について
頚髄(首辺りの脊髄)を損傷した方は、脚だけでなく手にも麻痺があり、物をつかんだり、腕を伸ばしたり曲げたり、手を挙げたりすることが難しい方もいます。
そのような方でもマシンでトレーニングができるグリップをサポートするグローブがあります。
握力0だから運動ができない。と諦めることはありません。
老若男女問わず、胸を鍛えるマシンはどこのトレーニングジムでも人気だと感じます。
女性がいくつになっても目指したい(?)バストアップには、やはり”フライ”
男性が憧れる(?)厚い胸板には、やはり"チェストプレス"
そんなみんな大好き胸のトレーニングを1台で網羅できるのが、i-SelfWorkout(アイセルフワークアウト)にあるトレーニングマシン「ポステリア」です。
ポステリア/Posterior
身体の前面、胸を鍛えるマシンです。
脊髄損傷の方のように下肢や臀部、その筋肉を動かすことが難しい方にとって、その大筋群の代わりまでとはいえませんが、その分、胸などの上半身の筋肉を動かしたり、鍛えたりすることはとても大切です。
一般的な胸を鍛えるマシンと「ポステリア」の比較・ポイントを説明します。
右側が”フライ”と”チェストプレス”です。左側が”ポステリア”です。
Point1、接続部が調整できる。
高さ10段階で接続部分をカスタマイズできます。さらに、ワイヤータイプなので、型にはめられずやりたい動きでトレーニングを行うことができます。
大胸筋を鍛えると言っても、同じフォームで行っていては、あの憧れる素敵なラインはでてきません。胸の筋肉も内側、外側、上、下に分けてトレーニングを行うといいでしょう。
通常のマシンだと、1台で同じ動きしか出せませんが、「アンテリア」なら負荷をかけたい角度に自在に調整できます。
Point2、体幹を安定させるベルト付き
脊髄損傷の方のように日常的に車椅子を使用している方は、脚だけでなく、体幹部や上肢の麻痺もある方もいらっしゃいます。両手を前に伸ばしてしまうと、身体ごと前に倒れてしまうような方でも、トレーニングしたい部分に集中して行えるよう体幹を固定するベルトがついています。
Point3、車椅子に乗ったまま使用できるフラットの作り
ウエイトの調整もトレーニングを行う際も車椅子から乗り降りすることなく、ご自分の車椅子のままトレーニングが可能です。
もちろん、車椅子をお持ちでない方のためにベンチを用意しておりますので、ベンチに座って同じようにトレーニングもできます。また、立位の姿勢でもトレーニングをすることができます。
Point4、2.5KG刻みのウエイト調整
ウエイトは2.5kgから2.5kg刻みに25KGまで。ワイヤーでのトレーニングは通常のマシンより調整力も必要なためウエイトを増やすのは難しくなります。正しいフォーム、狙った筋肉を鍛えられるよう、適切なウエイトでトレーニングを行いましょう。
脊髄損傷者専門トレーニングジム「J-Workout」は、この2周年のセルフ型トレーニングジム『i-Self Workout』に加え、東京スタジオ、大阪スタジオ、福岡スタジオ、全てでコロナの感染予防を徹底しながら営業しております。
クライアントの皆様が、いつでも安全に、安心して通えるジムであるようスタッフ一同、できる限りの対策を取っております。
ご来社の方にも体調チェック、ご自宅での検温、マスクの着用、アルコール消毒の徹底をお願いしております。ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
サポートよろしくお願いいたします。サポートくださったお金はすべてJ-Workoutでトレーニングをしてく脊髄損傷の方々のトレーニング費用として還元させていただきます。