「もう一生、立って、歩くのは無理」と宣告された脊髄損傷者が、再び自力で立ちあがって卓球をすることができるのか?
”iPS細胞”、”再生医療”という言葉を最近よく聞くようになってきました。ようやく「脊髄損傷=一生車いす、一生寝たきり」という医療の常識が変わってこようとしています。
再生医療を受ける前には、
神経が繋がったときに、麻痺している部分の身体が
拘縮してしまっていないか?
ジョクソウを作ってしまっていないか?
骨密度が低く骨がスカスカになっていない状態を保っていられるか?
など、身体をよりよい状態に保っておく、維持しておくことがとても大切になります。そして、もちろん
再生医療を受けた後にも、
再び神経が麻痺をしていた手や脚に正しい指令を送れるように身体を動かすリハビリが必要になってきます。
「手術しました!はい、元通り動き出します!」
とはいかないでしょう。
しかし、それを行えるリハビリの環境があるのか?
というと、現状は、病院などで保険適応内では十分にカバーできていません。むしろ、リハビリできる場所がない。といってもいいかもしれません。
”自費リハ”という形で、脊髄損傷の方が病院などで身体が動かせる機会も若干あるか、ないか、、、
今回のプロジェクトは、民間と病院がタッグを組んで新しいリハビリ・トレーニングの形を作りだすモデルになるかもしれない
いや、そうなってほしい!
という願いも込めて、
高橋尚子さんの目標・回復を、病院で行う保険内リハとJ-Workout のような企業が行う保険外トレーニングが手を取り合ってサポートをするというこれまでなかったプロジェクトを始動します!!!
プロジェクト名は、
『しょうこ限界へスマッシュ』
略して、『しょこスマ』です。
元、卓球選手だった高橋尚子(たかはし しょうこ)さんこと、しょうこちゃんの目標に向けて、病院リハ「武蔵ケ丘病院」と民間トレーニング「J-Workout」が全力でサポートします。
見届けてください!”しょこスマ”のゴール
1,長下肢装具を着用し、歩行器を使用しサポートなしで「歩く」
2,選手だった時代を思い出し、「立って卓球をする」
しょうこさんの、いつかどうしても叶えたい夢「自分の足で立ち、歩く」ための途中ですが、夢に近づく大切な一歩。
今回は装具をつけての歩行、バランスをとるのが難しい腕を振る卓球に挑戦します!
期日は、2022年11月のJ-Workoutの恒例イベント
「KNOW NO LIMIT 2022」
にて、パフォーマンスを披露させていただく予定です。
応援、よろしくお願いいたします!!!
メンバー紹介 #1高橋尚子(しょうこちゃん)
17 歳の時、頸髄を損傷し一生車いす生活と宣告される。YouTube「しょうこちゃんねる」を開設。 2021 年「心のバリアフリー」を広めるため仲間と株式会社CREIT を設立。現在は代表として、「誰かの、何かのきっかけ をつくる」を理念に活動中。
メンバー紹介 #2田中慎一郎先生(しんちゃん先生)
医療法人田中会副理事長、武蔵丘病院医局長/地域連携室長
リハビリテーション医として、「障がいと向き合って生きる全ての人々の人生を豊かにしたい」という目標をもち、障がいのある方のスポーツサポート、チャレンジを応援しています。
メンバー紹介 #3今仲修治(いまなか)
J-Workout福岡スタジオ チーフ
理学療法士であり、NSCA認定のスペシャリスト・トレーナー資格ももつJ-Workoutのトレーナー
長年に渡り脊髄損傷者のトレーニングを行い、セキソンの方のなりたい!を常にひたむきに全力でサポートしてます
今年11月、皆さんの前でよりよい成果をお見せできるよう、リハビリ・トレーニングに励んでいきます。
「しょこスマ」の進捗状況・関連情報もnoteで定期的にアップしてまいります。皆さんの応援が社会を変える力になることとおもいます。どうぞよろしくお願いいたします。「しょこスマ」の詳細は以下の特設ページもぜひご覧ください。
サポートよろしくお願いいたします。サポートくださったお金はすべてJ-Workoutでトレーニングをしてく脊髄損傷の方々のトレーニング費用として還元させていただきます。