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ポップなおんな (カネコアヤノ)

ドラム日記 第30回

ドラム日記の中のミニコーナー、ビートシリーズ第4回。ついにカネコアヤノさまのご登場です。

はい。カネコさまです。

2014年、最初の流通リリース「来世はアイドル」が出てすぐ、ラジオだったか何だったかでカネコさまの曲、スイミングだったかな?を聴き、ここ20年で最大の衝撃を受け、一発でトリコになってしまいました。

それから、ライブもめちゃくちゃ行ったし、もちろん音源はぜんぶ持ってますし、どハマりしたまま今に至ります。

↑想い出たち。うふふふふ。
そして並べてみて気がついた。昔の頃のCDぜんぶ友だちに貸したままだ!!!

2014年にカネコさまもパーソナリティをやってたradio dragonというFMラジオ番組も聴いてたな。録音したやつまだ持ってる。いいでしょー!

一昨年くらいから人気がヤバくなり、チケットが取れなくなってきてしまいました。会場も大きくなり、近くで拝むことも難しくなってしまいましたが、彼女のパワーはどんどん増していて、大きいホールでもその圧倒的なパフォーマンスで近くに感じさせてくれます。

いまも、部屋にどデカい燦々のポスター貼ってるくらいには神と崇めてます。

尊い……。

タイトルにしたポップなおんなという曲、最初は弾き語りアルバム「hug」にボーナストラックとして入ってましたが、そんときは「popな女」というタイトルだった気がします。

このジャケット、カネコさまの手作りなんですよ。スゲくないですか。神。

弾き語りアルバム「群れたち」にも入っています。このときはポップなおんなとなっていました。

いま気づきましたが、hugも群れたちも配信されてませんでした。リンクを載せられない…。ぜひ買って聴いて、そして魂を浄化されちゃってください。

カネコさまの曲はぜんぶ好きなんですが、いやほんとぜんぶ好きなんです、そんなこと珍しくないですか?
で、その中でも、湯船グレープフルーツにとても弱いんです。
湯船は一回もライブでやったことない気がする。たぶん。聴いてみたいな。聴いたら崩壊しそうだけど。湯船は「来世はアイドル」に入っています。
グレープフルーツはとてもたくさんライブでやってくれるんですが、何と、必ず、この曲聴くと自動的に涙が出てくるのです。もう、自分でもびっくりするくらい、毎回。今のところ、まだ全敗です。なんなんでしょうね。

バンドメンバーも大好き。最初のころから一緒にやってるベースの本村くんのことも大好きで、ほんとかわいくて仕方ないです。Gateballersゆうらん船の本くんもサイコウ。ツイッターの写真借りちゃお。
…ねえこれいつの時代だ?

この感じでカネコさまについて語り続けると、日記20回分くらい書ける気がします。あー好き。カッコ良すぎます。まさに女神。

でもこれはドラム日記でした。

◇◇◇

ポップなおんな、と聞くとなんとなくイメージできますが、たとえばボクならだいすきな藤田ニコルちゃんとか能年ちゃん(のんちゃん)みたいな人を思い浮かべますが、ポップなビートって何なんでしょうね。

ググったらこんな記事が。

うーん、わからん。
便利な言葉なんですね。

前々回でハネビート、前回はディスコビート、と体を動かす仕掛けのあるビートをやりました。どちらも、絶妙に音を抜いたり音を足したりして、躍動感を出すビートでした。

素直な8ビートとか、頭打ちビートとか、ポップスぽいですが、でもハネビートのうれしはずかしもザ・ポップスって感じですね。
頭打ちビートってこういうやつです↓。タン!タン!タ!ド!タ!ド! タン!タン!タ!ド!タ!ド!

カネコさまにもあった気がするぞ?と思って探したらありました。ちょっとアレンジされてる頭打ちビートですが。

カネコさまは、ギター弾き語りでもバンドでもどちらでも成り立つ曲を書きますが、そう考えるとギターとポップは相性良さそうです。麦とホップくらい。

ということは、ドラムやベースがあんまり目立とうとしていない、テンポもゆっくりめ、音数も少なめ、16分音符も少なめ、イーブンで素直なビートで、ボーカルメロディ重視な楽曲っていうところでしょうか。
ムリやりですけど。

大好きなポップな曲やるには、ボーカルやギターを引き立たせるドラムが叩けるようにならなきゃですね。

それから、オシャレが出ちゃうとポップさがなくなりますし、カッコつけてもダメです。なので、突っ込んだり、ハネ過ぎたり、モタったりし過ぎてもポップじゃなくなってしまいます。素直なジャストこそ王道ポップです。

カネコさまはハキハキというよりどちらかといえばダルそうに歌うタイプなので、バンドもそれに合わせてまったり演奏することが多い気がします。それでも、ポップさを無くさない、絶妙な崩し加減なんですかね。
ライブで盛り上がると、べらんめえ風になったりしますけど。そういうときはポップよりカッコいいが勝ちます。もちろんどっちも大好物です。

うーむ、ポップス、奥が深そう。

◇◇◇

最近のカネコさまといえば、車窓よりというこれまたヤバい曲を作りやがりました。

初めて聴いたとき、カネコさま大丈夫か!?と思いました。カネコさまはポップなおんなであるとともに、闘うおんなでもあるのです。

そして年明けには、あいつら、そう昨年から世界中でニンゲンを苦しめている目には見えないあいつらに、カネコさまもちょっと苦しめられてしまいました。ほんと心配しました。もうあいつらぜったい許さないからな!!!

◇◇◇

気付きましたでしょうか?
なぜビートシリーズでカネコアヤノ!?
そう、ただ愛するカネコさまについて語りたかっただけです。ポップを利用して。

こういうずる賢いオトナみたいなやり方がいちばんポップじゃないんだぜ!

次回、ビートシリーズ第5回は、COMEBACK MY DAUGHTERSです。

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