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ギリシア時代に遡る「家庭教師」の歴史とKnockLearnの関係性

こんにちは!KnockLearn 代表の福本です。

今回は家庭教師を歴史的に紐解いてみましょう。学校の社会でも習った記憶はありますが、改めて調べてみると意外と面白い発見がたくさんありました。

家庭教師の歴史とは

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日本における一般的な家庭教師は「学校教育を補足し、進学のための学業成績を向上させるという役割」を持っていることは周知の事実かなと思います。

ところで皆さんは家庭教師の起源を知っていますか?

私は最近家庭教師の概念がいつ生まれたのか興味を持ち調べて初めて知りました。

家庭教師の起源は遥か昔のギリシア時代のパイダゴーゴス(教僕)に始まり、スパルタに従属させられたアテネの教養人がスパルタ人の奴隷となって、主家の子弟を教育するものをいったところから始まっています。

このnoteのヘッダーの写真では有名な思想家であり、家庭教師でもあったアリストテレスの講義を受けるアレクサンドロス3世を描いています。

このアレクサンドロス王と共にアリストテレスをはじめとした家庭教師から学び、ギリシアの基礎的な教養を身につけた「学友」たちは、のちに大王を支える将軍となったとされています。

ちなみに家庭教師と教わる学生という関係であったアリストテレスとアレクサンドロス大王は思想や研究などを共に行う関係性に発展し、人生を通して交流を深めたということです。

このように上流階級の子弟だけしか家庭教師から教育を受けることができないという状況はヨーロッパで19世紀まで続き、裕福な家庭では家庭教師が教育を行なっていたので、平等な教育機会を与えるために設立された学校教育の浸透がなかなか行われなかったということです。

日本では第二次世界大戦後(昭和40年代以降)に中等教育や高等教育への進学率が伸びたことをきっかけに入学試験が激しい競争化に発展し、進学のための学業成績を向上させるという役割を持った家庭教師が世の中に広まったという歴史があります。

KnockLearnが提供する家庭教師

我々が提供している家庭教師は日本の一般的な家庭教師ではなく、ギリシア時代に始まった太古の家庭教師と近しいです。

私はアリストテレスとアレクサンドロス大王の関係性が家庭教師と生徒のあるべき姿だと考えていて、ただ教える-教わるの関係性ではなく、人生を通してお互いに学びを深めあい交流し続ける関係性こそが情報社会で人との繋がりが希薄になりがちな現代においてとても価値のあることだと考えています。

元々の起源に立ち返り、今は失われてしまった良き価値が必要とされる時代が来たなと感じています。

KnockLearnはお子さんの興味・関心や志向性に合わせて家庭教師をご紹介しておりますので、現在KnockLearnを受講していただいているお子さんと家庭教師は近しいフィールドで将来も生きていくことになる可能性が高いので、授業を重ねるごとに関係性が深まって、まさにアリストテレスとアレクサンドロス大王のような深い繋がりに変わっていく様子を私は感じています。

故きを温ね新しきを知る

KnockLearnに興味を持っていただけましたらぜひHPをご覧ください。

この記事の執筆担当者

福本 英/Fukumoto Akira
兵庫県出身。兵庫県私立白陵高等学校卒業。九州大学経済学部卒業。英・University of Leeds Business Schoolに1年間留学した後、複数の事業立ち上げに参画。スタートアップやVCを経験後、新卒でメガベンチャーに入社。
KnockLearn CEO。


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