ZINEを売り続けた3か月

5月から3か月にわたり、5つのイベントに出店してZINEを売ってきました。

5月は文学フリマとコミティア(初出店)、6月はZINEフェス浅草(初開催)、7月は博物ふぇすてぃばる(初出店)、8月はおもしろ同人誌バザール大崎。この規模のイベント出店がこんなにも続いたのは初めてだと思います。

場数を踏むことで、大規模なイベントでも気後れしなくなったのかもしれません。

次の出店は11月のおもしろ同人誌バザール神保町。ちょっと間が空きますので、ここで一区切りです。

5月の文学フリマで民俗学エンタメZINE「民俗学は好きですか?」の最新号となる第11号を発売して、その販促期間もこれでおしまいです。

この3か月の売り上げトップ3を見てみると、

第3位 vol.6「特集 坂道のむこうには異世界がある ~異界境界民俗論~

 
第2位 第11号「特集 稲のある歴史、米のある暮らし」


第1位 vol.8「特集 怪談で紐とく、都市の400年」

まあ、5月の文学フリマとコミティアの売り上げについて書いた時と比べて、2位と3位が入れ替わったぐらいで、そんなに変化はありません。なんなら、2位と3位は一冊の差でしかないのです。

ただ、注目するべきなのは、3年前に出したvol.6以降の作品が売れている、ということ。

少し前までは、売り上げトップ3には必ず4年前に出したvol.4が入っていたのです。

今回、vol.4もそこそこ売れてはいるんだけど、それ以上にvol.6、vol.8、第11号が売れている、というのは喜ばしいことです。

いつまでも4年前のZINEが売れ筋です、じゃ困りますから。

vol.4が売れてきて、でもそれだけじゃダメだよなぁ、と思っていた矢先にvol.6が売れてきて、でもいつまでもこの2冊だけじゃ……、と思っていたところにvol.8が売れ筋トップになったのはよかったです。

やっぱり、新しい作品が売れてくれないと、困る。

問題は第11号ですね。今は「最新号」って看板があるからそこそこ売れているけれど、これが外れた時にどうなるか。

傾向としては、やっぱり「最新号」の看板が外れると、売り上げが落ちるんですよ。

ただ、売れるZINEというのはそれから1,2年ほどたって「おや?」って感じで売り上げが伸びてくる。vol.8がまさにそうです。

そういう意味ではvol.7、vol.9、vol.10については、まだわからない、というのが正直な感想です。ポテンシャルはあるような気がするんだけど、どうなのかなぁ。


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