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【会計を学ぼう】財務会計と管理会計

最近ダチョウの記事ばっかり書いていたので、今日は真面目に会計の話を書きます。

会計は2種類に分けられる

会計は大きく2種類に分けることが出来ます。

社外に公開することを目的とした「財務会計」
社内で業務分析に用いる「管理会計」
です

財務会計

財務会計は社外の人に向けた会計です。
最終的には財務諸表を作ることが目的です。

上場企業であれば社外に向けて財務諸表の公開が義務が義務付けられているので気になる企業を覗いてみるのも楽しいかもしれませんね。

日本を代表する「トヨタ」の決算情報がこんな感じです。

財務諸表については作成ルールが定められているので、どの会社も同じ形式のレポートが出来上がります。

財務会計の概要を学びたいのであれば「日商簿記3級」がおすすめです。
体系的に財務諸表の作成手順を学ぶことが出来ます。


管理会計

対して、社内向けのお金の管理をするのが管理会計です。

管理会計は法律で義務付けられているわけではないので、極論を言えばやらなくても不正にはならないです。

ただ、企業の経営のためには管理会計は非常に重要なのでほぼ100%の会社で実施しているはずです。

管理会計で扱う内容としては、
例えば、
・この製品の原価は?
・どの店舗の売上が高い?
・このプロジェクトの収益は?
などなど

企業によって、どのような情報をどのように管理したいかは異なるため財務会計よりも企業の色が出やすい会計になっています。

最後に

私は「管理会計」に携わっている時間のほうが長いのですが、「財務会計」と「管理会計」はともに密接した関係なので「財務会計」についてもちゃんと理解をしていないと仕事にならないことが多いです。

2つに大分することはできるものの、両方合わせて学んでおきたいところですね。


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