「何もしない」も難しい

「何らかの理由(目的)のために何かをする」というのはよくある話しです。
例えば・・・
「受験や資格試験のために勉強する」
「ダイエットのために運動する」
「お金を稼ぐために仕事をする」
・・・等々、理由の大小は様々ですが、これらのように何かの目的を根拠に行動することは日常的にあると思います。そのなかには「行動に移そう」と思っても、なかなか出来ないこともあります。「三日坊主」なんて言葉もあるくらいで、体調や気分、負荷が大き過ぎる場合には難しいことも珍しくありませんよね。

現在、私が注意していることは、上記とは逆のことなのですが・・・
「何らかの理由(目的)のために何もしない」
・・・これが意外と難しいのです。
以前から続いている胃腸の問題は発症から1ヶ月になります。当初は、かかりつけ医に行って薬を処方してもらっていましたが、現在は市販薬と日々の食事(胃腸に負担の少ない食事にする)、お腹を冷やさない、などに気を付けて過ごしているのですが、そこに「日常の作業量を減らして、ゆっくり休む」を追加しようとしています。言い方を換えると・・・
「健康な体に戻すために何もしない」
・・・ということになりますが、私にはそんなに簡単ではないみたいです。

母の介護があるので、全く何もしないわけではありません。「必要最低限のことをして、なるべくゆっくり休む」ということになりますが、ついつい「何かをしたい」と思ってしまうのです。せっかく休むための時間をつくっても「時間があるし、今のうちに・・・」と思ってしまい、特に急ぎではない作業をやろうとしたり、ついつい「時間が勿体ない」と思って、何か出来ることを探したりしています。その結果「体調のために休まないと」という気持ちと「時間があるうちに何かしておきたい」という気持ちが衝突して、それがストレスとなってしまうことも少なくありません。

自分なりに気を付けていることは・・・
「急がない、焦らない」
「歩くペースを意識的に遅くする」
「疲れていなくても作業のキリが良いところで休憩する」
「緑茶とおせんべいでまったりする時間をつくる」
「急がない作業は体調が回復するまで待つ」
・・・等々で、作業量を減らし、のんびりと過ごすための行動を意識しています。

とにかく「一日も早く体調を回復させたい」という気持ちで日々を過ごす毎日です。

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