歳を取っても学び続ける姿勢を大切にする

あれよあれよという間に日々が過ぎていき、今週末はついに母を連れて氷川きよしさんのコンサートに行くことになりました。少し前から準備をしながら、移動などでの問題点や課題を検討していたのですが、その際に特に問題となったのが、「帰りのコンサート会場から東京駅までの移動」でした。母は足腰が弱いため、公共交通機関の利用が少し不安だったので、タクシーでの移動を考えていました。しかし、ネットで調べたところ、コンサート会場周辺はイベントがある日にはタクシー乗り場が混雑し、乗車まで時間が掛かるらしいのです。そのため、「タクシーを事前に予約しておくことがベスト」という結論に至りました。私は「タクシーの予約って、どうすればいいのだろう?」と思ったのですが、さらにネットで調べてみると「タクシーGO」というスマホアプリがあり、それを利用すれば事前予約も簡単にできるとのことでした。私は「知らないうちに、世の中って便利になって進歩しているんだなぁ」と思いました。

すべてが言い訳になるかも知れませんが、「年齢(おじさん)」、「住んでいる場所(田舎)」、「性格(ひとりで家にいるのが好き)」などの理由もあり、年を追うごとに「新しいものについていく」ことが難しくなっているように感じます。
以前、東京に行った際に利用していた某ファミリーレストランも、今ではネコ型ロボットが食事を運んでくるらしいですね。心配症の私は「本当に大丈夫かな?」「特にドリアや鉄板のハンバーグなどの熱々のものは心配だなぁ」なんて思ってしまい、以前よりファミレスに入るハードルが高くなったような気がしています。

かなり昔のことになりますが、車の点検の待ち時間があって、その際に近所のパチンコ屋さんに行ってみたことがあります。しかし、昔と違ってカード式になっており、やり方が全く分からず、そのまま店を出てしまったことを、今さらながらに思い出しました。

タクシー、ファミレス、パチンコ・・・
ひとつひとつは小さいことかも知れませんが、こういう積み重ねが原因で、本格的な老人になったときには、何もできない頑固ジジイになってしまうのかも知れない・・・。世の中の進歩を、「他人事」や「遠い世界のこと」のように考えてしまうのは、自分で自分の首を絞めることになりかねません。

年齢を重ねても、新しいことに対して怖がらず、興味や関心、好奇心を持つことが大切であり、もしわからないことがあれば、自分で調べたり、素直に誰かに尋ねたりすることが、将来のリスクヘッジになるのかなぁ・・・と思いました。

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