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なんで先生辞めたの?



聞かれることが多いので、ここに残しておく。


お店で聞かれた時は、

「わいせつでクビになりました!」

とか適当に笑いでごまかしているけど、
ちゃんと理由はある。笑



そこで3つにまとめてみた。

①給料と人生

②夢は叶えた

③自分の価値とは何か




①給料と人生


「公務員は安定している」

「一生安泰」

教員は60〜65歳で定年を迎える。

計画ある人生を送れる。

しかし裏を返せば、一生で稼げる額が決まるということでもある。

基本的に副業ができないため、お金を稼ぎたい人には向いていない。

(裏技を使えばできる)


僕は母子家庭で育った。

貧乏という生活はしていなかったが、それなりに金銭面で気を遣うことが多かった。


その影響からか

大人になったら欲しいものは全部自分で手に入れたい

という気持ちが人一倍強くなっていた気がする。


いざ大人になって安定した給料を貰ったが、

・欲しい車
・着たい服
・自己投資

やりたいことや欲しいものがたくさんあること、

そして手に入れるための給料がもらえないことに気がついた。


多くの人はここで自分に言い聞かせる。

・贅沢したって何も残らない。
・服なんて安いので十分。
・大切なのはお金じゃない
・我慢しよう

だけど僕はそうは思えなかった

とにかくもっとガンガン働いてお金稼いで
若いうちにやりたいことをたくさんしたかった。

給料が決まってしまうと、

自分の人生が決められたような気がして嫌だった。


これが1つ目の理由だ。



②夢は叶えた


高校生の進路選択の際に教員になる道を選んだ。

大学4年間、ダンスや野球や勉強をした。ギャンブルにもハマった。リゾートバイトで地方に行ったり、それなりに女の子とも遊んだ。

とにかくやりたいことをやりつくしながら教員免許を取得した。

そして先生になってからも、仕事は楽しかった。


僕は先生になるという夢を叶えた。


生徒と関わるのは好きだったし、たくさんの成長もできた。

だけど、2年経つ頃には「そろそろいいかな」という考えが頭をよぎった。

僕はまだ何者でもない。

ただ大学をでて学校の先生になって、ずっと学校に閉じこもってるだけの人だった。

もっともっと外の世界を知りたい。


自分の力で何ができるのか知りたいと思った。



③自分の価値とは何か


②の続きのような話になってしまうが、

教員は年齢に応じて同じくらいの給料をもらう。

大体手取りで自分の年齢より少し少ないくらい。

だけど、みんなが同じ働きをしているわけではない。



サボってずっとYouTube見てる先生もいれば、

生徒のために遅くまで残業して

部活や行事の準備をしている先生もいる。



そして僕はもっと高く評価されるべき!
あの人より少ない給料なんて納得いかない!

本気でそう思っていた笑



自分の仕事の価値を誰かに評価してもらってお金を稼ぐ。



もっともっとそういう生き方や働き方をしてみたいと思った。

誰かに物を売るでもいいし、サービスを提供するでもいいし、

とにかく自分が関わることで誰かのためになってその分の価値をお金でいただく。

その方がいいなって思うようになった。


自分の価値ってなんだろう?


そう考えた時もっと違う道があるんじゃないかと思った。



道を変えるには勇気が必要


生きている限り、すべてがうまくいく。

なんてことはあり得ない。


どんな仕事をして、どんな生き方をしていても、

不幸だと思うことはあるし、

思い通りにいくことなんて少ない。


これを読んでいる人の中にも

自分が今している仕事や環境に

不安や不満もあるだろう。


僕が1番大切にしていることは

「自分の心に嘘をつかない」ことだ。


自分の生きたいように生きたら、

今いる環境、お世話になっている人も含めて、

誰かの期待に背くこともある。


だけど人生は自分のものだ。

今挑戦しなくて2年後、3年後、10年後、挑戦できるか。


常にそう考えて挑戦し続けていきたい。


ちょっと話はそれたけど、誰かの1歩踏み出す勇気になったら嬉しいなと思って書いてみました。



それでは!


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