【エッセイ&日記#74】らしさって滲み出るもの・・in岡山県
今日は、早めのnote執筆。
感じたことがあり、Twitterでは、表現しきれないと思ったもので。。。
現在、私は週末フリーランサーみたいなことを名乗って、
平日は会社の仕事をしながら、それ以外の時間を使って、
「自分にできるかもしれない」
「挑戦してみたい」
と思ったことを、やっていっています。
もちろん、そんな感じなので、会社員以外の収入なんて、
ほぼゼロなんですけどね。。。
そんな生活を2021年9月頃からしているわけですが、
悩み事一つ増えました。
それは、「自分らしさ」とは何なのか、ということです。
会社の仕事は、悪い言い方をすると、
与えられた仕事をこなしつつ、会社全体のことも頭に入れて、
提案してみたり、仕事のスピードを早めたり、やっていけばいいのです。
つまり、「自分らしさ」なんてことは考えず、
とにかく、会社のこと、与えられた仕事・タスクを
考えればよかったのです。
一方で、フリーランスの仕事は、
自ら提案・営業活動をして、仕事を獲得していくわけです。
その時に思うのが、「この仕事は、自分に合っているのか」ということ。
今の私は、
自分の本当の得意なことは何なのかも、悩みながら、
いつも考えながら、生活している、といった感じです。
皆さんは、そんなこと、考えないでしょうか。
自分の得意なことは何なのか、
それを考えるためにも、ちょっと環境を変えてみよう!
ということで、年末は東京から離れて、
短い間、見知らぬ時、香川県で過ごそうと思いました。
そんなことを考えながらの新幹線移動。
年末ですから、本当、疲れますよね。移動だけでも。
移動大変だなぁと思いながら、スマホで、
今後の移動手段や時間を調べていたところ、
「ん?1時間弱ぐらい余裕あるな」ということに気づきました。
要は、出発を間違えただけなんですけど。。。
そこで、一度も足を踏み入れたことのない岡山駅周辺を散歩しました。
「岡山城が徒歩圏内にあるので、行ってみよう!」
と思ったのですが、途中の看板で気づきました。
「岡山城、令和の大改修」
お城は何も見えませんでした。
「残念だ。黒漆の壁の城ってかっこいいのに・・」
という思いに覆い尽くされるのかと思いきや、
意外に、そうでもありませんでした。
岡山駅周辺は、私からすれば、
とても新鮮でした。
もちろん、お城が見られれば、1番良かったのかもしれませんが、
岡山県って素敵だなぁと思うところがたくさんありました。
路面電車。
なんかいいじゃないですか。
車と車の間を、電車が走る。
路面電車の線路を車が通る時、独特の音が鳴る。
県外から来た私には、とても魅力的に感じました。
ちょっとした一角なのですが、
小さな川が流れていて、その間を木々が並んでいます。
そして、青空。
都会じゃない、だからこそ、魅せることのできるちょっとした風景も、
私には魅力的に感じました。
岡山県と言ったら、桃太郎。
そして、このかわいい蓋。
こういう小さなところにも、デザインを施すって素晴らしいと思います。
お城は見えなくても、その道中にあるこの景色。
抜けていく感じがたまりません。
川の穏やかな流れと、岡山後楽園の緑、そして青空(ちょっと雲多め)
これも、心を穏やかにしてくれる景色でした。
これらって、岡山県に何十年も住んでいて、
岡山駅をずっと利用している人からすると、
当たり前の景色なのかもしれません。
でも、県外から来て、初めて岡山県に降り立った人からすると、
どの景色も新鮮で、岡山県ならではの魅力と感じるものばかりでした。
そこで、ふと思ったのは、
「自分らしさ」とは、もしかすると自分では、
とても気づきにくいものなのかもしれない、ということでした。
果たして、私は、
関わってきている方々に、
岡山県のように、魅力が伝わっているのだろうか。
岡山県のように、自然と「らしさ」が滲み出て、魅力として
伝わっているのだろうか。
そんなことを目的地に行く道中、スマホの写真を眺めながら
考えていました。
「自分らしく」と考えてしまうと、どうしても堂々巡りになって、
わけがわからなくなってくるのですが、
まずは、「関わっている方々」のことを考えられるようになるのが1番と、
思うようになりました。
その中で、自然と滲み出てくれればいいのかなぁと感じました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?