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ヴァイオレンスサラダ
「ただいまー。サラダが半額になってたからそれ買ってきちゃった」
「おかえり、、、ってか何でそんな自分の価値を下げるようなことしてるの? だからいつまでも出世できないんじゃないの?」
「は?なんだてめぇ。俺が食うんだから関係ないだろ!あん!」
「ちょっ、、、痛い。髪ひっぱらないで!」
妻の一言にキレた男が、髪を引っ張り頭を激しくゆすり始めた。
すると妻の髪の毛から義父がコロンと落ちてきた。
「んもう。なんなんだい?せっかく気持ち良く寝てたのに。地震かと思ってビックリしちゃったじゃん。揺するならもうちょっと優しめでお願いね!」
そう言ってまた妻の髪に戻っていった。
「ごめん、、、。パパすごく心配性だから近くで私を見守って言って聞かなくて、私の髪の中で生活してるんだ」
「そっか、やさしいパパだね」
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