20230513

 雨の一日。最近は雨が多い。これから梅雨が来ると思うと今から心が重い。水不足の深刻さに比べれば、ましかもしれない。しかし最近は豪雨による洪水や浸水の水害も多発している。温暖化による気象異常なのか、定かではないがSDGs的なものが政治主張になるのも少しは理解できる。ただ、わたしは20年ほど前にアル・ゴア米元副大統領らによるECO的な運動を見ていたし、結局はあの運動も中国やインドをはじめとする当時の新興国市場の拡大と、米国やロシアの天然ガス開発により、すぐに形骸化したことも覚えている。正直に言って、今回も全く同じような流れを辿りそうな気がする。露宇戦争の勃発で、ロシアの天然ガスに頼っていたEU諸国が火力発電の比率を再び上げたことは彼らの欺瞞を表していると言っていいだろう。もちろんプーチン政権の暴虐は一番に非難されなければならないとしてもだ。

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