20240706

　期日前投票をしてきた。いろいろと考えることが多い選挙だが、こういう時こそ一人の有権者として未来を託せる人物に都のリーダーを任せたいと思った。そういう意味で自分が一番適任と思える候補者の名前を投票用紙に記した。
　衆議院総選挙も控える前哨戦という位置づけもあるが、やはり東京一極集中している今の状況は健全ではないと思う。結局、都知事が政局の命運を握ってしまう現状では都政はそのまま国家の政局に飲まれることになる。思い返して欲しいが、八年前に小池百合子が都知事になった時はみどりの党の躍進で、小池氏自身も首相の座を狙う意図が確実にあっただろう。〝小池劇場〟と呼ばれたことは象徴的だ。ところが、党の分裂など八年経って国政クーデターを起こせなかった小池氏は完全に政権寄りの権化となった。いま、蓮舫もあの時の小池氏と全く同じような存在である。そういう意味では、小池だろうと蓮舫だろうと誰が都知事をやっても恐らく大きな変化はないだろう。そこを変えるには、やはり政局と関係のない候補が都のリーダーになるしかないと思う。