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産学連携

文系にしては珍しい、実践的な産学連携授業。過去7年やったけど…「実際の商品に物語を乗せて」と言うと、途端に守りにはいる感じになる。「売れる 売れないは関係なく、自分なりのコピーを、自分なりの売り方を、自分なりの言葉を、自分なりのビジュアルを」と言っても、なかなか角度の違うモノは出てこない。

よく言われたのは、「要求されることが、漠然としすぎて分からない。」 ここ2-3年、この感じが顕著になってきて、期間内に何かを纏めようとすると、クライアントを含む「大人のお節介」が増えてきていた。

逆に教務課と私が徒手空拳で向かっていた、初期の頃のほうが面白いモノは出来上がっていた。(授業を工夫しすぎた私が、ダメだったかもしれない)それと毎年、協力してくれる会社を探すことに疲れたという事もある。

送りバントや単打よりホームラン

それでも週に一度の授業は、私の考えの整理に役にたったし、3時間移動して緑豊かなキャンパスに行けば、何かしらのヒントを得られる機会でもあった。ただ…「こいつスゲー!」という学生に会えなかったのは、残念だった。

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