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海外で心折れてても、ゲラゲラ笑ったコンテンツ

こんにちは。ちょうどスペインに来て1ヶ月半ほど。
身分証(TIE)取得の段取りもつき,語学学校にも慣れてきて少しホッとしています。

特に語学学校に通い始めたこの3週間では,気分がジェットコースターのように乱高下。ただ,大切なことをたくさん学んだので、感じたことを記録していきます。

事件①:(それなりに自信のあった)英語が伝わらない

私は日本でも,多少英語を使って仕事をしていました。なので,まあバルセロナにきてもなんとかなるやろ、と思っていました。だがしかし!!!!語学学校の友達や,夫の大学の友達と英語で話すと、伝わらない&相手の言っていることが聞き取れない!!!!!

「Ha?」
「I don’t understand.」

と言われまくり,心が折れました。。。。「私のこと嫌いなのか?きっと私のこと,英語が喋れないアジア人だと馬鹿にしてるだろうな」と一人悲しくなっていました。完全なるヒスです。

特に,夫の友達9人くらい(初対面)とバルセロナの祭りに行ったとき,冒頭で2-3回「I don’t understand」と言われて以降、全く話せなくなりました。そして家で号泣。。。。

今はクラスの友達とも、夫の友達とも問題なくコミュニケーションが取れているので、勝手に私が落ち込んでいただけなんですけどね。

冷静に考えると,私の英語レベルはB1くらい。私の周りにいる人たちは、大学入試や高校卒業のためにガチで英語を頑張ってきた人(B2くらい)なので,そこと比べて劣ってるのは当たり前。

また,仕事の場合は、背景が共有できていたり、ゴールがはっきりしていたりするので,そこまで沢山の語彙を知らなくてもなんとかなります(一定の共通言語がある)。ただ,友達と話す場合はそもそもどんな話題を話せばいいのかを考えているうちに黙ってしまいました。。。。ううう

事件②:カフェのお姉さんが言っていることがマジでわかんない

これは事件①に比べるとショックは小さかったです。が、最初はカフェに行くのも怖かったです。一個覚えたらまた一個知らないフレーズが出てくる、、、、。せっかく相手がスペイン語で対応してくれているのに、途中から英語に切り替えなきゃいけない情けなさを感じていました。

結局は、以下のようなフレーズをカフェに行くたびに「?」となりながら覚えています

「Que quires pedir?:ご注文は?」
「par aqui or llevar?:ここで食べますか?持ち帰りですか?」
「caliente?:(ベーグルを頼んだ時など)温めますか?」
「algo mas?:他にご注文はありますか?」
「いまだに聞き取れない:ミルクの種類はどうしますか?」

なんでこんなに落ち込んだのか

私が落ち込んでいたのは、「完璧な英語/スペイン語を話さないと、認められない」という大きすぎる理想が原因でした。そのため、「I don’t understand」と言われるのが怖く、話しかけることすら諦めてしまっていました(日本の仕事で英語を使っていたのが、余計プライドを大きくさせていました)。

また、私はどうしたってアジア人の見た目をしているので、私から話しかけない限り、「この子は英語/スペイン語を多少なりとも話せるのか?誰かと話したいと思っているのか?(=相手への興味があるのか)」が相手(主に欧米圏の人)にはわからないのです。

なので、まずはとにかく「私はあなたと話してみたい、話しかけられるのはWELCOMEですよ!!!」というのを行動で示す必要があります。

また、相手のいう「I don’t understand」は「私はあなたのことが理解できません」というニュアンスではなく、「え、ちょっとわからんかったんやけど」的なニュアンスです(よっぽど相手が意地悪な人でない限り)。なので、シンプルな英語で言い直せば大丈夫。

元気をもらったコンテンツ

日々トライアンドエラーを繰り返す中で、大切なことに気づき始めた私。まだまだ上手くいかずに落ち込む日もありますが、そんなときによく見るコンテンツを2つ紹介します。

① Naomi Takes America

このポッドキャストは、アメリカに拠点を移した渡辺直美さんが、外国人ファンと英語でトークする番組。

直美さんの英語はシンプル。完璧な英語を話すよりも、「ファンとのコミュニケーションを楽しむ」ことに主眼を置かれているような感じがします。

「完璧に/流暢に外国語を話さなきゃ!」となりがちな方にとっては、「下手な英語でもいい。相手とのコミュニケーションを楽しもう」と思い出させてくれるコンテンツです。
※下ネタ多めなので、苦手な方は注意してください笑

② kemioさんのYoutube

2016年からアメリカに拠点を移したkemioさん。渡航当初の全く英語が話せない時期から現在まで、日々動画をアップロードされています。

基本的には日本語で動画を撮影されていますが、アメリカの雰囲気や、外国で生きていくことの大変さ/楽しさ、さまざまな国籍の友達とのアゲアゲライフなどを一緒に楽しむことができます。

例えばこれはアメリカ移住当初の動画。

こちらは1年ほど前の動画


この動画を見比べるだけでも、英語自体の上達はもちろん、英語を喋る時の自然な振る舞い、ベストフレンドとのコミカルなやりとりなど、7年前からのさまざまな変化が見て取れます。

クスッと笑える動画ばかりなので、外国語を学んでない人もぜひみてほしい、、、!

最後に

直美さん、kemioさんに共通しているのは、「外国語を学んでいる限り、ミスはするもの。まずは一緒にいる人との時間を楽しむ」というマインドだなと感じています。

もちろん、いっつもそうしたマインドで居続けるのは難しいかもしれません。ただ、できなさに落ち込む時間より、できたことを数える時間を増やしていきたいなと思います。

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