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2006年5月 中国吉林 居館周辺 15年前

5月前後の思い出写真を発掘中です。16年前、中国 吉林市内の様子を発掘したので、何の風景か思い出しつつ並べてみます。

作業車からぶら下がる太い紐?

2006年5月某日、歩道のあたりに作業車が出てきて、工事が始まるのでしょうか?

作業カゴようのものから、長いモノがぶら下がってます。


長い紐状のもの、実は、爆竹




爆竹の音と煙が。。。

耳塞ぐほどです。

ホテルで結婚披露宴、おめでたいです。
お祝いの飾りとホテル前の造形物が競いあっております。

爆竹だけでなく、空砲用のガス砲(?)六基もあります。この音は、爆竹どころではありません。不謹慎なお話ですが、休日の昼間に砲撃戦が起こったとしても地元の方々は気づかないんじゃないかなと思います。「今日はあちこちで結婚式多い日ぃやなぁ、ポンポンぽんぽん鳴っとるわ」


車も派手です。新郎新婦の会場入り順にもかなりの現地風習しきたりがあったと思いますが、どういうものだったかすっかり忘れてしまいました。

knasada 、このころ2006年5月は、中国引っ越し手続き真っ只中、でした。

5月の間借り先探索

4月と5月の仮の居館は、ホテル(世紀大飯店)でした。

いつまでも、このホテル宿泊というわけには行かず、どこに間借りするかを探さねばなりませんでした。

といっても、外国人の居住者の住居選びに自由はさほどない頃でした(現地のお役所などの利便や思惑もあり、そうしていたのものと勘ぐられます)。勤め先の会社、勤め先の親会社であるお役所などと、あのあたりのあのビルの感じで探せますかねぇとか相談を続けていました。日本人の居住者がとても少ない地方都市(主に学校の先生方が日本人居住者)、会社の社員を学校の社宅に住まわせていただけるはずもなく、結局、候補は二ヵ所だけです、と言われてしまいました。

うち一ヶ所は、仮住まい中のホテル建物内のフロア、広めの部屋(名称はアパートメント)。もう一ヶ所は市内の南西外れにある政府系のホテルの中のアパートメント棟でした。

結局、二つめの候補を選択(選択条件は、自炊しやすいキッチンがある部屋)したのですが、2006年5月 二つめの候補を下見した時の写真も発掘できました。

居住、二つめの候補だった吉林市 西関賓館

庭園型のホテル、ホテル本館はかなり古い感じです。もともと市政府経営で、下見した際は市政府系の民営のようでした。
平面図の左下の緑のあたりが正門で、自由に出入りはできますが、見た目の緩さに反して監視が念入りにされていて警戒は厳重でした。

右下の赤い部分がホテル棟と会議センターと市営(?)温水プールがつながってる建物群。
居館候補のアパートメント棟は、平面図の左上、赤い部分で、数軒が横につながる長屋です。

アパートメント棟の中から、ホテル敷地内を眺めた様子です。気になる点は、レストラン棟のゴミ捨て場所がアパートメント棟の半分くらいの眼前にある(!)ことです。
外国人や省外の人が長期滞在して仕事をするだろうとの思惑で市政府もからんで建てたアパートらしいですが、下見時点で居住者は実質ゼロ(1軒 長期賃貸されてると説明されましたが、人影はほとんど見かけなかったような。。。)。
三年余りの居住の間、日本人駐在者数名の私たち以外に新たな借り手は現れなかった感じです(もし見逃してたら、ホテルさんゴメン🙇‍♂️💦💦)。


玄関と見える写真は、ホテル1号館だと思います。宴会ルーム、会議場などの入口になっていました。

ホテル職員の方々、キリッとした服装で、爽やかですね。

ホテル敷地は庭園で、緑が美しいです。5月、短い春の様子、きれいです。

正門方向から、奥にアパートメント棟が見えます。左手前はホテルの別棟とレストラン棟で、宴会場所、名物料理が地元で有名でした。
日本人が個人旅行でここに泊まるのがどうか、というとあまりオススメできません。立地とか交通手段(あ、スマホでタクシー呼びやすいですか?)とか、ホテルの部屋(今は変わってるかな?)とか、市内の便利なところにそこそこよいホテルがあると思います。日本の方の利用は、主に、吉林市の姉妹都市の方々だったと記憶しております。

このアパートメント選択は、お役所に仕組まれたものだとは思いましたが、自炊中心の生活、なかなかよいものでしたよ。

ホテル内のことで、思い出しきれていないことがまだありそうです。建物の由来とか立地とか面白そうなことがいろいろあったので、少しずつ書き出してみようと思います。







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