牛肉麺絵日記 牛肉麺24/100杯目 　　　品味牛肉麺（台湾・台北）4/24/2013

牛肉麺屋さん巡り24日目。2013年4月24日 夕方6時。(台湾・台北）

台湾に来て以来、毎朝５時に福和橋の跳蚤市場・ファーマーズマーケットに出かけるのを日課にしています。フレッシュな野菜や果物がたくさん並び、朝食も安値で食べられ、ポケットに８０元程入れて行けば十分買い物ができます。ほとんどのお店はご高齢の方々が切り盛りされているので、後を継ぐ若い人がいなければこの先お店は減っていくのだろうかと不安になる。そんな中、一軒のお肉屋さんで２０代と思われる若い女性が忙しく肉塊をぶった切っている。ご家族の仕事を継いだのだろうか。彼女の様な若い方々がこの市場を引き継いでいくのだろうか。

すごく近所のお店って結構中々入らなかったりするもので、滞在先の近所に一軒牛肉麺屋さんがあるにいつも素通りをしていた。今日はそのお店に行ってみようと夕方家を出た。

丘を下って繁華街に出ると、店先に並んだガス台に小鍋を並べて臭豆腐を煮込んでいるお店がある。三媽臭臭鍋。いつも豪快に臭豆腐の香りをあたり一面に撒き散らす繁盛店だ。私は腐乳は 好きですが、近い食材である臭豆腐は何度か試せどまだしっくり来ない。しっくり来ない食材は拒絶せず、繰り返し食べるに限る。牛肉麺の前にこのお店の麻辣臭豆腐を注文した。

麻辣臭豆腐（メニュー名・麻辣鴨血臭豆腐）

スープに鴨血の香り。酸菜。青葱。
夏の暑い日に、山村の田舎家の、畑が香る窓を開け放った縁側で、赤味噌の納豆汁をすする、、。そんな感じの味だった。

臭豆腐店から３分ほど歩き、今日伺う牛肉麺店・品味牛肉麺に到着。ローカルレストラン。店内では若く可愛らしい女性が汗をかきながら調理をしている。店内は年配の男性客で賑わっていて席がなかったので、持ち帰りで注文しようと牛肉麺外帯・・とお姉さんに伝えると、牛肉麺よりも牛雑麺を勧めてもらったので、牛と牛雑のミックスを注文した。牛雑麺とは牛の胃・ハチノスの煮込み入り麺らしい。

牛肉はこってりと煮込まれて、スープは見た目通りしっかり牛の香り。麺は少し柔らかめ。ハチノスの香りはたつが、スープとよく合っていた。

店の入り口付近の席で、座ってじっとしていたのはお父さんだろうか。もう娘さんにお店を継がれたのかなと、いらぬ勘ぐりを入れてしまった。