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2024年 「LMIS」というサービスに込める想い

この度は、1月1日に発生した
令和6年能登半島地震により
お亡くなりになられた方々とご遺族に
心よりお悔やみ申し上げますとともに、
被災された地域ならびに皆様に対し
心よりお見舞い申し上げます。

皆様の安全と一日も早い復旧を
心よりお祈り申し上げます。


改めまして、
ユニリタ クラウドサービス事業本部の西谷です。

本年もよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルスの流行が落ち着き、
徐々にもとの生活に戻ってきた2023年も終わり、
新しい年が始まります。

2024年は「辰年」

辰年は「陽の気が動いて万物が振動するので、
活力旺盛になって大きく成長し、
形がととのう年」とのこと。

新型コロナウイルスが流行する2019年以前より、
さらに活気のある1年になることを願います。

さて、2024年最初の投稿は、
近年のサービスマネジメント界隈の動向と、
「LMIS」のバリューについて
お話ししたいと思います。


改めてサービスマネジメントとは

サービスマネジメントの考え方は、
企業のIT部門が提供する「システム」を
単に「業務を運用する」から、
「ITサービスとして提供する」という
マインドチェンジです。

※ここでのサービスは「おまけ」の意味ではなく、
 「だれかにとって価値のある活動であり、
 それを得るために対価を必要とするもの」
 です。

例えばIT部門が社員に対して、
パソコンを配布するという業務があった場合、
「業務を運用する」という視点では、
単にコストや管理のしやすさに視点がいき、
低いスペックの安いパソコンを
一律に配布するでしょう。

では、「ITサービスとして提供する」という
視点ではどうか?

・営業部門には持ち運びしやすい
 軽いノートパソコン
・マーケティング部門にはデザインツールが
 軽快に動くApple社製のパソコン
・事業部門・開発部門には生産性を高めるために
 スペックの高いデスクトップかつ
 デュアルディスプレイのパソコン

上記のように、業務に最適な
パソコンを選択するという考えにつながり、
結果として費用対効果が高まります。


サービス化の流れ

「Salesforce World Tour Tokyo」の記事 でも
澤田さんが述べていますが、
2010年代には、企業のビジネスモデルが
「モノ売りからコト売り」へ
大きく変化しました。

あらゆるビジネスにおいて、
サービス化が急激に進みました。

ITサービス企業でも、
今までのハードウェアや
パッケージソフトウェアの販売から
クラウドサービス(サブスクリプションモデル)
にシフトしています。

この流れは、今まで
ITベンダーがアウトソーシングとして
受託していた業務にも及んでいます。

今まで「工数」「業務量」で
報酬を得ていたものが、
「サービス提供の対価」に変わっています。

※ITベンダーはこの新しい体系のビジネスを
 「マネージドサービス」と名付け、
 契約をしています


マネージドサービスで重要なもの

マネージドサービスで重要なのは
「顧客満足度と品質をいかに高めるか」です。

しかも単に維持するだけではなく、
顧客視点に立ってサービスを継続・改善し、
いかにサービスレベルを
向上させていくかが重要です。

これは前述したサービスマネジメントという
考え方そのものですよね。

モノからコトへ、コトからカチへ

「モノからコトへ」のビジネスモデルのシフト、
つまりサブスクリプションモデルへの
シフトの中で、大きく成長したビジネスもあれば
縮小・撤退を余儀なくされた
ビジネスも多くあります。

違いは何か?

それは「カチ(価値)」を
提供できたかどうかです。

ビジネスは現状維持では
サービスレベルが下がっていると同義です。

なぜなら競合他社は新機能や価格戦略により、
「新しいカチ」を提供しており、
相対的にみた時に「カチ」が
下がっているからです。

サブスクリプションモデルが主流になり、
新しいカチを提供しやすくなったことで、
その傾向が顕著になっています。

サブスクリプションモデルへの
ビジネスモデルのシフトは、
現状では逆らえない時代の流れです。

それでもサービスとして生き残っていくには、
「コトではなくカチを提供する」という
新たなマインドチェンジが必要になります。

そのカギも「サービスマネジメント」なのです!


今回は、外部の「サービス提供」の視点での
サービスマネジメントについてのお話を
させていただきました。

ユニリタが提供する「LMIS」の「バリュー」には
「サービスを利用する方、
 サービスを提供する方、
 共にビジネスを行う方を顧客とします」と
謳っています。

皆さん、
サービスマネジメントを実践することで、
それぞれが提供するサービスの「カチ」を
高めていきましょう。