若手俳優の取り巻く 環境 その1
私自身の実体験と主観を共有させて頂きます。
今の日本では、すでに知名度のある「芸能人」に役が振り分けられるので、無名から役を掴み取る事、つまり売れる事は、難しい状況だと個人的に思っています。
なぜそう思うかというと、若手の俳優から搾取する仕組みになってしまっている為です。
搾取その1
養成所ビジネス。
日本の芸能事務所は数え切れないくらいあります。
数え切れないくらいあるにも関わらず、
売れる方は、ごく僅かです。
なぜそのような事になっているかと言うと、
悪質な養成所ビジネスが行われている為です。
悪質な養成所ビジネスとは、出演は一切なし。
入学金と授業料を頂き続ける事。
等があります。
具体的にどういう事か?
映画出演者募集と公募し、名ばかりのオーディションが開催されます。
オーディションが終わった後、「君の実力ではまだ出演できないので、良かったらウチの養成所に通わないか?」等、最もらしい事を言われます。
そこで入学金や、授業料、期間等の話になり、契約をさせられるのが一般的な流れになります。
私が実際に搾取された例。
詐欺養成所1
入学金が525000円。(2年目から免除)
授業料 毎月50000円。
契約期間は1年。
詐欺養成所2
入学金と授業料一括 360000円。
契約期間は3ヶ月間。
これらのお金は、全て大手が広告をして作られている映画やドラマの制作費や有名芸能人のギャラとなりました。
残念ながら…
養成所は、映画やドラマに出演させる気など最初からありません。
なぜならば、入学金と授業料を貰う事が目的である為です。
お金さえ払ってくれればそれで良いんです。
また、より長く通わせようとあの手この手を使ってきます。
ですが、若手の俳優は、映画出演という謳い文句や、いつか売れるんじゃないかと自分の可能性を信じるが故に通い続ける事になります。
若手の俳優の心理を上手く突いたビジネスではありますが、、、
まとめ
養成所は通うだけお金と時間の無駄です。
そもそも、現場に出ないと学びや発見はない。
個人的に通う価値は全く無いと思います。
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