【Report】B'z配信ライブ 黄金期“Day2”はファン歓喜の神セットリスト!

5週連続で無観客配信ライブを敢行中のB'zが、ライブ2日目となる『B'z SHOWCASE 2020 -5ERAS 8820- Day2』を開催した。



場所は同じくZepp Haneda(TOKYO)で、サポートメンバーも前回と変わらぬ布陣でライブはスタートした。



01. LOVE IS DEAD
ファンなら聞き覚えのあるアノ電話の着信音がいきなり流れる。この時点で察しそして歓喜したファンも多かったことだろう。原曲からアレンジを加えた“会話”の内容は、『30数年経っても凄いロックバンド “B'z” がいるぜ、聞いてみろ』というものとなっていた。keyboardの増田隆宣が軽快にイントロを奏でると、Day2は幕を開けたのであった。


02. おでかけしましょ
『LOVE IS DEAD』から間髪入れず披露されたのがこの曲。1994年リリースのアルバム『The 7th Blues』収録のファン人気曲。


04. 闇の雨
なんとオープニングから4曲連続で1994年リリースの『The 7th Blues』収録曲が披露されることとなった。筆者はこの時点で「今回は年代順にセットリストを組んでいるのか…?」
と予想しながら哀愁漂う松本孝弘のギターに酔いしれた。(後に判るがこの予想はハズレ)
メロディラインがとても綺麗なバラード。


05.YOU&I
稲葉浩志のMC明けにギターの松本孝弘が奏でたのはこの曲のイントロ。ミリオンヒット続出の黄金期、数あるヒット曲の中でも、とりわけ人気の高い“カップリング曲”である。2015年に敢行され延べ52万人を動員した『B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-』で披露された際には、悲鳴のような歓声が響き渡った。


06. 夢見が丘
悲鳴は続く。300万枚以上のセールスを記録した大ヒットアルバム『LOOSE』収録の大人気曲。この時点で3500円のチケット代の元を取れたと言っても過言ではない。直近のLIVE-GYMでは、2008年のACTIONツアーや2013年のENDLESS SUMMERツアーで披露されている。



08. もうかりまっか
この曲がセットリストに並ぶことを予想できたファンは少ないのでは?またも1994年リリース『The 7th Blues』の収録曲。稲葉浩志と松本孝弘による歌詞の掛け合いもあり、自然と笑みが溢れた。ブルージーでシックな雰囲気で披露されたパフォーマンスの中盤には、松本孝弘が2003年にカバーした『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』の一節も歌われた。


10. HOME
1998年リリースの25thシングル曲。今年の非常事態宣言下のステイホーム期間中に、B'z公式YouTubeチャンネル上に同曲の動画がアップされ話題となった。歌い出しの前にも稲葉浩志がMCでそのことについて自ら触れ、反響があったことに喜んでいるシーンも見られた。


13. Liar! Liar!
これぞB'zといった楽曲で、ライブ定番曲でもある。1997年リリースの23rdシングル。ミステリアスなカメラワーク・演出も相まって、楽曲のカッコ良さが増幅したそんな印象を受けた。


15. Calling
Day2ラストは1997年リリースのミリオンセラーを記録した『Calling』。LIVE-GYMでも終盤やアンコール時に披露されることも多いミディアムロックバラード。Day2の締め括りに相応しいナンバーで、パフォーマンスであった。





今回は1994年から1998年にリリースされた楽曲が披露された。

大ヒットシングル『LOVE PHAMTOM』はまさかのリスト外であったことも驚きの一つだが、そのことからもこのDay2がいかに凄まじい時代だったかを測り知ることができる。


今週末に控えたDay3は、また新たな時代へ突入したということを感じることができる、そんなステージになるだろうと予感している。今から楽しみでならない。




B'z SHOWCASE 2020 -5ERAS 8820- Day2 SET LIST

01. LOVE IS DEAD
02. おでかけしましょ
03. Don't Leave Me
04. 闇の雨
05. YOU&I
06. 夢見が丘
07. love me, I love you
08. もうかりまっか
09. The Wild Wind
10. HOME
11. ミエナイチカラ〜INVISIBLE ONE〜
12. スイマーよ‼︎
13. Liar! Liar!
14. さまよえる蒼い弾丸
15. Calling


【support member】
drums 田中一光
bass 徳永暁人
keyboard 増田隆宣
guitar 大賀好修